【2019】iPhoneにおすすめのモバイルバッテリーメーカー

iPhoneなどのスマートフォンやタブレットは、現代人にとって手放すことのできない必需品です。
今やスマホはPCに匹敵するほどのスペックを持ち、スマホでさまざまな仕事をするという未来も遠くはないでしょう。
便利なアプリや面白いスマホゲームが登場する中、ユーザーにとっての悩みのひとつに充電切れがあります。
使用期間が長くなると充電の減りは早まっていくばかりです。外出先で充電が切れたという事態も多くの方が経験していることでしょう。
そんな時に役に立つのが持ち歩きができる充電器、モバイルバッテリーです。
今回はiPhoneユーザーにおすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
自分にはどういうモバイルバッテリーが適しているのか、その選び方やおすすめ商品を確認してみましょう。
モバイルバッテリーの購入でお悩みの方はぜひご覧ください。
Contents
- 1 1回の充電で使う容量はどのくらい?
- 2 iPhoneにおすすめのモバイルバッテリーの選び方
- 3 使ってみたら手放せない?個性的なモバイルバッテリー
- 4 メーカー別!最新おすすめモバイルバッテリー
- 4.1 これを買えば間違いなし「Anker PowerCore 10000」
- 4.2 コンパクトで使いやすい「Anker PowerCore+ mini」
- 4.3 とくにかく大容量「ADATA Power Bank AP20000D」
- 4.4 残量を確認できる「hoco. モバイルバッテリー 10000mAh」
- 4.5 低価格の大容量「Poweradd Pilot X7 20000mAh」
- 4.6 圧倒的なパフォーマンス「Aukey モバイルバッテリー 30000mAh」
- 4.7 15分でiPhone充電「BUFFALO Voltissimo」
- 4.8 十分な容量と最軽量「maxell MPC-CW10000」
- 4.9 低価格で大容量「Poweradd Pilot」
- 4.10 万能「Anker PowerCore Fusion 5000」
- 5 自分にあったモバイルバッテリー選びが肝心
1回の充電で使う容量はどのくらい?
場所を選ばずスマホの充電ができるとても便利なモバイルバッテリー。
モバイルバッテリーひとつで何回充電が可能なのか、また1回でフル充電するのに使う容量はどのくらいなのかをご存知でしょうか。確認していきます。
スマホ機種によって違う充電容量
バッテリーの容量はあらかじめ決まっていますが、1回でフル充電をするのに使う充電の容量は、使うスマホによって違いがあります。
iPhoneだと、iPhone7で1,960mAh、iPhone8で1,821mAhです。
何回フル充電ができるかについては、使用できるバッテリー容量がモバイルバッテリーに記載されているため、その容量を確認しておくことが重要です。
意外に知らない「変換ロス」
最近登場したiPhone Xのバッテリー容量は2,716mAhです。
そのため、iPhone Xを2回フル充電させたい時は、単純計算で5,432mAhの容量を持つモバイルバッテリーが必要だと考えてしまいますが、実はそうではありません。
モバイルバッテリーには「変換ロス」というものがあります。
変換ロスとは、記載されている容量の100%を充電できる訳ではないということを指しています。では、実際には表記されているバッテリー容量の何%の充電が可能なのでしょう。
1回にフル充電できる容量の目安は、モバイルバッテリーに表示されている数字のおよそ60%程度になります。
iPhone Xであれば、5,000mAhのモバイルバッテリーではおよそ1回程度しか充電ができないのです。
「変換ロス」の原因は電圧になります。
モバイルバッテリーに搭載されている電圧は大体が3.7Vであるといわれています。一方で、充電をする時に使用するUSBケーブルは5V。5Vと3.7Vが互いに合わせようと、昇圧と降圧をすることでこの変換ロスという現象が生まれてしまうのです。
この「変換ロス」による充電率40%程度の減少を考えながら、モバイルバッテリーを選んでいかなければなりません。
iPhoneにおすすめのモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーを選ぶ時は、容量や変換ロス、そのほか重量や出力についてを考慮して選ぶと失敗はしにくいでしょう。
この項目では、iPhoneにおすすめのモバイルバッテリーの選び方をご紹介していきます。
安い乾電池タイプかコンセント充電タイプ
用途により乾電池タイプか、コンセント充電タイプのものを選びましょう。
乾電池タイプのものは、充電がなくなっても乾電池さえ持っていればすぐに次の充電が可能です。
海外旅行でコンセントが使えなかったり旅先などで急遽充電が切れてしまったりしても乾電池を買えば、即充電できます。
充電タイプのものは経済的です。
乾電池タイプのようなお手軽さはありませんが、コスパも良くゴミもでません。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、使用する場面を考えて購入することが大切になります。
サイズで選ぶ
持ち運びを前提としているモバイルバッテリーのため、サイズも重要です。
メーカーにもよりますが、容量が大きいものを選べばその規格は必然的に大きくなっていきます。
大きいものだと重量も重い場合がほとんどなので、ちょっとした外出などであまりサイズが大きいもの持っていると邪魔に感じてしまうこともあります。
日に何回も充電するような方は、大容量のモバイルバッテリーが必要になるでしょうし、充電できる容量よりも持ち運びの便利さを優先したければ、小さいサイズのものを選ぶようにしましょう。
自分のスマホに適した容量
モバイルバッテリーは自分の使用している端末に適した容量を選ぶことが重要です。
スマホを使用する頻度がひとつの基準になります。
また、タブレット端末を使っている場合、タブレットは通常のスマホよりも大きな容量が必要になります。
端末の容量を満たすモバイルバッテリーを選べば、失敗はしにくいでしょう。
USBポートの数
スマホの他にもタブレットや、音楽を聴くためのオーディオ機器などを持ち歩いている方はUSBポートの数も、モバイルバッテリーを選ぶ際のポイントになります。
USB出力ポートが複数あれば、メインに使っているスマホとタブレットやオーディオ機器を同時に充電することができます。
複数の端末やオーディオ機器を持ち歩いているという方であればUSBのポート合計数も、選ぶ際のポイントとして気にしてみてください。
また、ノートPCの充電もできるUSB PD対応かどうかも確認してみましょう。
充電スピードが速いものを選ぶ
充電する際に、重視したいポイントに充電スピードがあります。
急速充電をしたいという方は、充電スピードが速いものを選ぶようにしましょう。充電スピードは出力電流の大きさで確認ができます。
電流の最大出力が大きいものほど、素早い充電が可能です。
最大出力の確認は、モバイルバッテリー本体や、パッケージなどに記載がされています。「最大出力2A」のような記載があれば、それが最大出力になります。
充電スピードに特化しているものは、「急速充電対応」などの記載がされているので、確認してみましょう。
使ってみたら手放せない?個性的なモバイルバッテリー
現在では、今までにない個性的で便利な機能が搭載されたモバイルバッテリーも登場しています。
外出の際の必需品として、現代ではモバイルバッテリーを欠かさず持ち歩く方も多いでしょう。役に立つ機能を持つモバイルバッテリーをご紹介します。
ケーブル不要「Qiワイヤレス」
Qiワイヤレスのモバイルバッテリーは、充電ケーブルが不要という今までにない新たな特徴を持つ商品です。
Qiワイレスのモバイルバッテリーの上に充電したい端末を乗せるだけで、iPhoneの充電が開始されるという手軽さで人気を獲得しています。
「Qi」とは、ワイヤレス パワーコン ソーシアム(Wireless Power Consortium)が策定した、ワイヤレス給電の国際標準規格のことを指します。
8以降のiPhoneでは、Qiに対応するために本体の素材がガラスへと変更された、といわれているほど、今注目のワイヤレス充電が可能なモバイルバッテリーです。
災害に役立つ「ソーラータイプ」
近頃、日本では地震や豪雨などの災害が相次いでいます。災害時に電気が止まることも多くスマホの充電ができないという事態に陥ることも少なくありません。
ソーラータイプの充電機器は、そういった災害時に活躍します。
ソーラータイプの充電機器があれば、太陽光さえあれば充電ができます。いざという時に活躍できる災害グッズのひとつです。
以前であれば、災害時には乾電池があれば充電可能な乾電池タイプのモバイルバッテリーが有効でしたが、そもそも乾電池がなければ意味がないことや使用後のゴミ問題もあり、ソーラータイプの方がより活躍できるといえるでしょう。
もちろん、災害時に限らず、日常生活でも十分役立つものです。ひとつ所持していても損はないでしょう。
メーカー別!最新おすすめモバイルバッテリー
多くの製品が存在していて、結局のところどのモバイルバッテリーを選べば良いかわからないという方も多くいらっしゃるでしょう。
続いては最新のモバイルバッテリーの中でも特におすすめ商品をご紹介していきます。それぞれの製品情報を確認していきます。
これを買えば間違いなし「Anker PowerCore 10000」
まずおすすめしたいのは「Anker PowerCore 10000」です。
Ankerから発売されているモバイルバッテリーは、Amazonのモバイルバッテリー分野の中でもNo.1に選ばれるほどの人気商品です。
容量も10000mAhとモバイルバッテリーとして十分なものとなっています。
レビューなどでも高評価が多く、「モバイルバッテリーに迷ったら取りあえずこの商品を買えば間違いない!」といわれています。
デザインもシンプルで、色は黒・白・赤の3種類です。
コンパクトで使いやすい「Anker PowerCore+ mini」
続いてご紹介するのは「Anker PowerCore+ mini」こちらも、上記で紹介したAnkerから発売されている商品です。
こちらはよりサイズがコンパクトで、持ち歩きに便利なものとなっています。軽量化されたAnker PowerCore+ miniであれば、ポケットに入れても邪魔になりません。
容量は3,350mAhで、充電回数よりもコンパクトを重視している方おすすめできる製品です。価格も1,999円(価格.com)とお手頃です。
とくにかく大容量「ADATA Power Bank AP20000D」
とにかく大容量なものを購入したいという方におすすめしたいのはこちら、「ADATA Power Bank AP20000D」です。
容量は20,000mAhと大容量モデルというにふさわしい容量となっています。
しかし、この容量でも価格は3,480円(価格.com)と、お財布に優しい値段。USBポートも2つあるのでいくつかの端末を同時充電したいという方におすすめです。
残量を確認できる「hoco. モバイルバッテリー 10000mAh」
ディスプレイで電池残量が確認が可能な「hoco. モバイルバッテリー 10000mAh」は容量が多く軽量であるという特徴を合わせ持ちます。
USBポートも2つあるので同時充電が可能です。
ポート数が複数あり容量が多いものだと、サイズが大きかったり重さがあったりしますがこちらはそれらに比べると軽量です。
これだけの機能が備わっていても2,580円(価格.com)というお手軽価格です。
低価格の大容量「Poweradd Pilot X7 20000mAh」
低価格でありながら容量も多く、電流の最大出力が3.1A(アンペア)と充電スピードが速い「Poweradd Pilot X7 20000mAh」。
20,000mAhもの容量で急速充電も可能ありながら、価格は3,570円(価格.com)と低価格。
デザインもシンプルで色は水色と、女性の方でも抵抗なく使いやすい色合いになっています。
圧倒的なパフォーマンス「Aukey モバイルバッテリー 30000mAh」
超大容量の「Aukey モバイルバッテリー 30000mAh」は、とにかく充電容量に特化しています。
ネックになるのは、持ち歩くには少し大きく重いそのサイズ感ですが、iPhoneの充電は約10回程度が可能と遠出などには役立つ事間違いなしの製品です。
種類の違う充電ポートが存在し、ノートPCの充電も可能です。同時充電も複数回行うこともできます。
30,000mAhもの容量を持ちながら価格は5,099円と圧倒的コスパです。
15分でiPhone充電「BUFFALO Voltissimo」
「BUFFALO Voltissimo」は、15分でiPhoneが充電できるという急速充電を売りにしています。
充電する際の電流の強さにもよりますが、フル充電をするにも1回1時間程度かかることが一般的なのに対して、この商品を使用すれば15分で充電が完了します。
朝、充電をし忘れて焦っている時も準備をしている15分の間に充電ができるので充電速度を重視している方には非常におすすめできる製品で、価格も1,350円と大変お手軽です。
十分な容量と最軽量「maxell MPC-CW10000」
容量が大きいと、サイズや重量も重くなっていきますが、十分な容量もありつつなるべく軽いものが欲しいという場合は、こちらの「maxell MPC-CW10000」がおすすめです。
ボディが200g以下という軽量タイプのものになっています。
この重さであれば携帯していて負担に感じることはないでしょう。充電速度も十分に早く、日本製という点も安心できる商品です。
価格は約5,000円と高めではありますが、容量・重量・充電速度の三点を重視したい方にはおすすめです。
低価格で大容量「Poweradd Pilot」
価格と容量を重視したい方におすすめなのは「Poweradd Piliot」です。
アルミボディによる軽量化と大容量を実現し、価格も約2,000円まで抑えられています。
自分にはどのようなモバイルバッテリーが合っているかいまいちわからないという「初めてモバイルバッテリーを購入する方」などにおすすめできる製品です。
万能「Anker PowerCore Fusion 5000」
Anler 製品の中でも万能といわれているのが「Anker PwerCore Fusion 5000」。
こちらは容量5,000mAhと、他の製品に比べると容量は控えめですが持ち歩きに便利なサイズ感と、コンセントさえあればUSB充電器としても使用でき、Anker PwerCore Fusion 5000と端末の両方がまとめて充電できるという万能製品です。
外出する際にモバイルバッテリーの充電を忘れていた、というような問題が解消されます。
価格も2,828円(価格.com)とお手頃価格です。
自分にあったモバイルバッテリー選びが肝心
モバイルバッテリーの選び方や、おすすめの商品を紹介してきましたが、自分に合ったものは見つかりましたでしょうか。
モバイルバッテリーでも、備わっている機能や容量、サイズにはそれぞれ違いがあります。
自分の持っている端末や、ライフスタイル、普段スマホを使用する頻度などによって選び方は変わりますので、自分にあったモバイルバッテリー選びが肝心になります。
今後モバイルバッテリーを選ぶ際は、そういった点を考慮して選べば失敗しないモバイルバッテリー選びができるでしょう。