国内キャリアの比較で考慮したいこと

1.国内キャリアとは
携帯電話における国内キャリアは、docomo・au・softbankの3つのことを指します。UQモバイルやワイモバイルなども在りますがこの2つは、UQモバイルはau、ワイモバイルはソフトバンク関連の会社となります。その為、国内における通常の契約はdocomo・au・softbankがメインであり、どのような事業者と契約してもこの大手3社のうちどれかの電波を利用することになります。また、回線を間借りしている業者で比較的料金が安価なのは、インフラ整備の必要がない為という面もあり、対応している電波の強度はdocomo・au・softbankのキャリア間の違いでしかありません。その為、電波の入りやすさは大手キャリアのインフラ整備に掛かっているというのが現状です。このようなことをふまえて、ここでは国内の携帯キャリアについて考えてみましょう。
2.国内キャリアの違いと関連性
国内での契約では、docomo・au・softbankを抜きにしては契約内容を説明することすらできません。全ての携帯関連会社は、この大手キャリアの回線どれかを利用しており、回線を間借りしているワイモバイルやUQモバイルが安価なのは、関連会社のインフラを利用しているからです。また、格安SIMなどの契約においても大手キャリアの電波の影響は必ず考慮しなければならず、地域によっては電波の入り具合によって使用できる通信業者が限られるところもあります。
ここでは、スマホをメインに紹介しますが、docomo・au・softbankの最低の月額に関しては、あまり変わりはなくパケット料金+話放題という契約内容になっています。最もこの2つを足した料金でも5700円~という値段設定なので、ネットしか使わないという方はそのコストに見合うかどうか考慮してみましょう。また、パケットの定額に関して言えば、docomoとSoftbankは、料金に関しては全く同一となっており、auのみが更に細かいパケットの通信容量を設定できるという形になっています。また、パケットの通信料に関しては家族内でシェアすることが可能なdocomo・softbankに対して、auはギフトとして通信量を調整することが可能です。
3.国内キャリアと通信業者
国内キャリアは、月額に加えて割引サービスと固定回線を含め複合的に決定する必要があります。また、固定回線を引いた後で他のキャリアに乗り換える場合も、固定回線ごと乗り換えなければ割引を最大限に受け取ることが難しいという現状もあります。ちなみに、2年ごとに携帯及び回線全てを乗り換えても恩恵はあまり多くはありません。そして、都市部では限定されませんがインフラの整備状況にはバラツキがあり、場所によっては一部のキャリアしか使用できないということを覚えておきましょう。