Chromecastのセットアップ・設定方法を解説!使い方やトラブル対処法も紹介
chromecast(クロームキャスト)というストリーミングデバイスをご存知ですか。
chromecastを使うと、誰でも簡単にスマホ画面の映像をテレビの画面に映すことができるのです。
しかし、chromecastを導入したいとお考えの方の中には「自分できちんと初期設定ができるか不安」という方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、chromecastの初期設定方法についてご紹介しています。
chromecast使用時に起こるトラブル対処法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
Chromecastの便利なポイント
chromecastという名前を聞いたことはあるけれど、具体的に何ができるかは分からないという方もいるでしょう。
ここではchromecastを使ってできる3つのことをお教えします。
テレビの大画面で動画配信サービスが楽しめる
AmazonPrimeなどの動画配信サービスで映画やドラマを楽しんでいる方も多いでしょう。
普段はスマホで閲覧しているという場合でも、chromecastを導入すればその映像をTV画面で楽しむことができます。
スマホの小さい画面環境ではせっかくの映画やドラマも迫力が落ちてしまいますよね。
利用している動画配信サービスがchromecastに対応していれば、キャスト機能を使って映画やドラマなどのコンテンツをテレビの大画面に映し出すことができるのです。
スマホ(iphone,Android)やPC(Windows,mac)の画面をテレビにミラーリングできる
スマートフォンやパソコンの画面を他の人と共有したいときに、chromecastのミラーリング機能を使えば、それらの画面をそのままテレビに映し出すことができます。
そのため、同時に複数の人と画面や情報を共有することが可能となり、スマホ内の写真を友人たちと一緒に見たいときや、パソコン内のデータをプレゼンに使用したいときなどに最適です。
wifi環境とスマホとテレビがあればOK
Chromecastデバイス本体のほかに「Wi-Fi環境」「スマートフォンやタブレット(Android/iOS)」「HDMI端子を備えているテレビやモニター」の3つが揃っていれば、chromecastを使うことができます。
長いコードなど余計なものを揃える必要はなく、シンプルにセットアップすることができるので非常に便利です。
有線でスマホとテレビを繋ぐ方法とは違い、chromecastの場合は無線LANで繋ぐのでスマホを持ち歩きながら利用することができます。
Chromecastのセットアップ方法
機械関係が苦手な方は、chromecast(クロームキャスト)の初期設定を自分一人でもできるのか不安に思うかもしれません。
しかし、初期設定は非常に簡単で、たったの2ステップで接続が完了します。
ここでは、chromecastのセットアップ方法を解説しますので、以下を参考に実践してみてください。
【1】Chromecastをテレビやモニターに接続する
まずはchromecast本体についているHDMIケーブルを、テレビやモニターのHDMI入力端子に差し込みましょう。
HDMI入力端子はテレビやモニターの背後にある場合が多いです。
次にchromecast本体に同封されているACアダプターを本体に繋ぎ、もう一方をコンセントに差し込んでください。
すると、Chromecastの側面にあるLEDランプがオレンジ色に点灯しますので、そのオレンジ色が青色に変わるまで待ちます。
LEDランプが青になったら、テレビ・モニター側のセットアップは完了です。
リモコンなどでテレビのチャンネルをHDMI入力に切り替えると、chromecastのセットアップを促す画面が表示されているはずなので確認してみましょう。
【2】スマホを使ってChromecastのセットアップする
テレビでchromecastのセットアップを促す画面を確認できたら、次はスマホを使ってchromecastをセットアップしていきます。
下記に簡単な手順を参考に説明します。
- 「Google Homeアプリ」をダウンロードし、起動する
- Googleアカウントの設定
- デバイスの検出
- スマホとテレビに表示される英数字4桁の確認
- Chromecastの使用場所の設定
- Wi-Fiネットワークの設定
- 利用する動画配信サービスの設定
- チュートリアルの完了
- テレビに風景画面が映し出されていれば接続済み
まずは、chromecastの初期設定をするのに必要なアプリ「GoogleHome」をスマホにダウンロードしましょう。
androidユーザーはプレイストア、iPhoneユーザーはAppstoreからダウンロードできます。
アプリ起動後、最初にアプリの使用方法を確認する案内が出てきますので、それらをチェックしながら「次へ」を押していきます。
Googleアカウントの設定画面が出たら、使用しているアカウントの登録をおこなってください。
その後、位置情報などの設定を終え、アプリ内から「デバイスの検出」を行います。
接続しているChromecastを選択すると、スマホ画面と接続済みのテレビ・モニターに英数字4桁が表示されます。
2つの英数字が合致していることを確認したら、スマホ画面の「はい」を選択してください。
使用場所の設定やWi-Fi設定、動画配信サービスの設定を終えるとチュートリアル画面が出てきますので、内容を確認しておきましょう。
チュートリアルを終えると、接続しているテレビ・モニター画面が「風景」の画面に変わります。
それが接続完了のサインなので、画面が変わったことを確認できればOKです。
【Chromecastセットアップ後】基本的な使い方
Chromecast(クロームキャスト)のセットアップが完了したら、キャスト機能やミラーリング機能を用いて実際にスマホの画面をテレビに映してみましょう。
セットアップ後に利用できる基本的な使い方について解説します。
テレビで動画を見る(キャスト)
まず1つ目は「キャスト」。
これは、スマホの動画配信サービスの映像をテレビに映す方法です。
はじめに、Chromecastを起動させ、スマホと同じWi-Fiネットワークに接続してください。
そして、スマホの動画配信アプリから見たいドラマや映画を選択します。
その動画の再生ページ上部(アプリによっては上部でない場合もある)にある「キャストアイコン」をクリックし、接続したいChromecastを選択すると、テレビ画面に動画が映し出されます。
日本で親しまれている主要動画配信サービスのほとんどがchromecastに対応していますが、なかには対応していないサービスもあります。
事前に、自分の利用している動画配信サービスの状況を調べておくとよいでしょう。
スマホの画面をテレビで見る(ミラーリング)
2つ目は「ミラーリング」。
これはスマホの画面をテレビにそのまま映す方法です。
スマホ上で表示しているインターネットのページや資料などを第三者と共有したい時などにおすすめの機能です。
ミラーリングを使用するには、まずキャストと同じくChromecastを起動させてスマホと同じWi-Fiネットワークに接続してください。
そして、スマホの「通知領域」を表示し、「画面のキャスト」をタップします。
キャスト先に、ミラーリングしたいChromecastが表示されたら、それを選択してください。
すると、すぐにスマホ画面がテレビに表示されます。 注意点として、Chromecastのミラーリングに対応しているのはAndroidのみ、ということ。
iPhoneはChromecastのミラーリング機能に対応していませんが、別売りのミラーリングアプリを使うことでミラーリングできる場合があります。
PCの画面をテレビで見る(ミラーリング)
先ほどスマホのミラーリングについてご紹介しましたが、この方法はパソコンでも利用できます。
内容はスマホと一緒ですが、手順が異なるので注意しましょう。
まず、パソコンでミラーリングをおこなうときは「chromeブラウザ」を利用しなければなりません。
設定手順は、chromeブラウザのメニューボタンから「キャスト」をクリック。
すると、接続可能なキャスト先が表示されるので、ミラーリングしたいChromecastを選択してください。
これでパソコンの画面がテレビに映し出され、ミラーリング完了です。
Chromecastのエラー(検出されない・セットアップできない)の対処法
順調にChromecast(クロームキャスト)を使っていたのに、突然エラーが出て接続できなくなることがあります。
そのため、エラーが出た場合の対処法を知っておくこともおすすめです。
ここでは、エラーが出たときに試してほしい5つの方法を解説します。
Chromecast本体を再起動させる
エラー表示が出たときに試してほしいのが、本体の再起動です。
Chromecastの再起動は非常にシンプルで、挿している電源コードを抜くだけ。
コードを抜いたら1分ほど置いて、再度接続し、正常に起動するかを確認してください。
テレビのHDMI端子を抜き差しする
テレビやモニターのHDMI端子に接続しているChromecastのコードを、抜き差ししてみてください。
抜いた後に再度差し込み、エラー表示が変わるかをチェックします。
エラー表示が変わらないようであれば、他のHDMI端子に接続して試してみましょう。
アプリを再起動させる
動画がうまくキャストされない場合は、スマホ側のアプリに問題がある可能性があります。
その場合は、アプリの再起動がおすすめです。
キャストのアイコンがうまく表示されない動画配信サービスのChromecast対応アプリを、完全に落としてみてください。
再起動後に無事キャストできれば解決です。
Chromecastアプリである「Google Homeアプリ」の不具合も、同様に再起動で解決できる場合があります。
テレビを再起動させる
本体、アプリの次に試してほしいのがテレビの再起動です。
テレビを再起動させるには、まず主電源を落とし、電源コードを抜き、chromecast本体の電源コードも抜いておきます。
そして、再度テレビを電源に接続し、主電源を入れてください。
その後chromecast本体を接続し、クロームキャストを起動させてみましょう。
Chromecastのデータ初期化してやり直しをする
ここまで紹介した方法を試したけれど、エラーが消えない… そんな場合は本体初期化をしてみてください。
クロームキャスト本体に、小さなボタンがあります。
そのボタンを押すとオレンジ色に点滅しますが、長押しすると青に変わります。
青く光ると初期化が完了したサインなので、手を放しましょう。
ただしこれをおこなうと、本体が出荷時の状態に戻ってしまうため、もう一度セットアップしなければいけません。
どんな方法を試してもエラーが消えない時の最終手段として実践しましょう。
Chromecastのセットアップや使い方は決して難しくない
いままでは、スマホの小さな画面で我慢していた映画やドラマも、Chromecast(クロームキャスト)を使えば、大きな画面で迫力満点の映像を楽しむことが可能です。
また、スマホ内の写真や動画などをテレビに映すキャスト方法もあるので、友達や家族と一緒に盛り上がることもできますよ!
こんなに便利なChromecastですが、初期設定や使用方法は非常にシンプル。
テレビやモニターへの接続方法はとても簡単ですし、スマートフォンからの初期設定方法も手順通りに進めていけば短時間で行えます。
一家に一台導入したらお家時間が充実すること間違いなしです。
Google Chromecast正規品はネットでもすぐ購入できるので今すぐチェックしてみてください。
- Chromecastはキャストの他、スマホとパソコンのミラーリングができる
- セットアップは手順を参考に進めていけばさほど難しくない
- エラーが出たときは本体の再起動やアプリの再起動などを試してみる