スマホの通話料について考慮すべきこと
ネットワーク機器の中でもスマホは、活躍の場が特に幅広くあります。通話、ゲーム、音楽、テレビ視聴などネットワーク機器の中でも汎用性が高く、ビシネスなどにおいてもガラケーよりもスマホを導入している会社は少なくありません。
また、ネットワーク機器としてスマホは常に電波の送受信を行っており、通話の手段もキャリアの電話番号を利用するなどの方法に頼らずとも可能になりました。
では、3大キャリア以外のキャリアも多数存在する中でスマホの通話料はどのような規定になっているのでしょうか。ここでは、スマホの通話料に関して着目していきましょう。
1.キャリアにおけるスマホの通話料の種類
日本の3大キャリアであるdocomo・au・Softbankの通話料金は、横並びで同金額です。ライトプランとされる通話時間に制限のあるものであれば1700円であり、通話時間の制限のないものであれば2700円となっています。つまり、3大キャリアにおける通話料に関しては大きな違いはなく、通話プランのみであれば、どのキャリアを選んでも料金は同一です。
しかし、これが格安SIMになると値段が異なってきます。基本として、3大キャリアでは無料通分の時間を超過すれば、30秒20円という料金と設定されています。しかし、楽天モバイルやLINE電話においては、更に安価で通話することが可能です。
もっとも、キャリアの電話番号を使用しての通話は減少し、プライベートで友達などと話すだけであれば、SkypeやLINEなどで事足りる為、通話料金のみでキャリアを選ぶことは避けましょう。
2.通話のニーズと料金
現在、人と話すという事柄においてキャリアにおける通話のニーズは絶対的なものではなくなりました。逆にネット環境が安定しないなどの限定的な条件以外では、キャリアの電話番号を使用して電話をしているという方は少ないでしょう。
もっとも、SkypeやLINEなどの無料通話アプリを利用した場合、電波の強度は通信回線に依存します。ネットワーク環境の整っていない場所であれば、すぐに通信制限まで達してしまいます。ちなみに、WiFi通信は速度制限に関わる通信とは別物の扱いとなっています。
ネットワークを介しての通話は、通信制限を常に気にしなければなりません。しかし、固定回線を引いたうえで無線LANの環境を整えれば、通信制限を全く気にすることなく通話が可能となります。
その為、キャリアの料金設定に不満があり、自宅でしか通話をしないという方は月々の料金と環境を見直しつつ、格安SIMなどの活用も選択肢の1つとして活用していきましょう。