iPadのBluetoothキーボード設定方法&使い方|おすすめキーボードを紹介
新しい機種が出るたびに進化を遂げるiPad。
スペックが向上したことで、プライベートだけではなく、ビジネス用のデバイスとして使用する人も少なくありません。
そこでおすすめなのが、iPad用キーボードです。
iPad内のソフトウェアキーボードでも文字入力は可能ですが、外付けキーボードを使用すると作業効率が飛躍的に向上します。
この記事ではiPad用Bluetoothキーボードの設定方法や使い方を解説していきます。
記事後半ではおすすめキーボード4選も紹介するので、自分にあったキーボードを見つけて、iPadでの作業環境を快適にしましょう!
iPadキーボードの選び方
ゲームや動画視聴が目的ならいいのですが、ビジネスで使うとなればiPadにキーボードは用意した方がいいでしょう。
しかし、iPadで使える外部キーボードは数多くの機種が発売されています。
キーボードを選ぶ基準がわからなければ、いくら商品説明やスペックをチェックしても、自分にあったモデルを見つけることはできませんよね。
ここではiPad用キーボードを選ぶためにチェックするべき項目を4つ紹介します。
失敗のないようにポイントを押さえておきましょう。
キーボード配列を確認する
キーボード配列には「JIS配列(日本語)」と「US配列(英語)」の2種類があるということはご存知でしょうか。
JIS配列とUS配列の違いは、アルファベット以外のキーの種類や大きさです。
配列の種類が異なるといってもアルファベットのキー配列は同じですし、英語配列ローマ字入力や日本語入力は問題なくできます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
JIS配列(日本語) |
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US配列(英語) |
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日本語の文章を打つことが多いならJIS配列がおすすめです。
日本人に馴染みがある配列ですし、「半角/全角」などのキーがあるので、かな入力や日本語切り替えが簡単にできます。
漢字やカタカナなど変換が多い日本語入力に合わせて、使う頻度が高いエンターキーが大きく配置されているのも日本人には使いやすいポイントです。
一方でプログラマーなど英語入力する機会が多い人は、よく使うスペースキーが大きく配置されているUS配列のキーボードを選ぶと良いでしょう。
接続方法を確認する
キーボード購入するときは無線接続か有線接続かを確認しましょう。
無線と有線でそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらが適しているかは作業環境によって異なります。
メリット |
デメリット |
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有線 |
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無線 |
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パソコンやスマホに接続するつもりがなく、作業スペースも決まっているのならば、充電や接続の手間がない有線がおすすめです。
「いろんなところに持ち運びたい」「スマホやパソコンでも使いたい」という人は無線接続のキーボードを選びましょう。
対応OSを確認する
iPadキーボードを購入するならばiOSに対応しているか確認しましょう。
仮に「対応OSがWindowsのみ」のキーボードを選んでしまうと、iPadでは使用できません。
複数のOSに対応していれば、iPadだけでなくスマホに接続したり、パソコンのサブキーボートして使ったりと1台で何役もこなしてくれます。
対応しているOSの多いキーボードの方が、コスパが高いといえるでしょう。
充電式か電池式か確認する
無線キーボードでも充電式のものと電池式のものがあります。
充電式は使用する前にあらかじめ充電しておく必要があり、外出先で電池が切れてしまうと使用できません。
一方、電池式は交換の度に新しい電池を購入しなくてはならないので、長い目で見るとランニングコストがかかります。
充電の手間をとるか、電池交換の手間をとるかは自分の好みで選びましょう。
iPadキーボードの設定方法&使い方
BluetoothキーボードをiPadに接続するには設定が必要です。
ここではiPadキーボードの設定方法と使い方について解説します。
iPadのBluetoothをオンにする
まずはiPadのBluetoothをオンにしましょう。
手順は以下の通りです。
【iPadのBluetoothをオンにする方法】
- ホーム画面の「設定」のアプリをタップ
- 「設定」アプリ内のBluetoothタップ
- Bluetoothをオンにする
これでiPadをキーボードにつなぐための下準備は完了です。
キーボードをペアリング可能な状態にする
iPadのBluetoothをオンにできたら、次はキーボードの電源を入れてペアリング可能な状態にします。
ペアリング可能な状態になったら、iPadのBluetooth画面にキーボードの名前が表示されるので、そこをタップすれば接続完了です。
数字の入力が求められる場合は、iPadに表示された数字をキーボードで入力することで接続できます。
日本語入力・英語入力を切り替える
文字をキーボード入力するときに、日本語入力と英語入力を切り替える機会は多いですよね。
iPadに接続したキーボードでは、「controlキー+スペースキー」を押すことで切り替えることが可能です。
また、キーボード設定を変えれば「Caps lock」キーのみで切り替えられるようにもできます。
【Caps lockキーで日本語入力と英語入力を切り替える方法】
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「一般」から「キーボード」をタップ
- 「ハードウェアキーボード内」の「Caps lockを押して言語を切り替え」をオンにする
この設定にしておけば、ボタンひとつで日本語入力と英語入力を切り替えられます。
キーボードショートカットを紹介
キーボードショートカットを覚えると、作業を効率的に進めることが可能です。
Windows用キーボードは「Ctrl」キー、Mac用キーボードは「Command」キーを主に使います。
パソコンにはないiPad専用のキーボードショートカットも存在するので覚えておくと便利ですよ。
【基本操作】
ホームに戻る |
「Windows」キーor「Command」キー+h |
アプリ切り替え |
「Windows」キーor「Command」キー+「Tab」キー |
スポットライト検索 |
「Windows」キーor「Command」キー+f |
【文字入力】
コピー |
「Windows」キーor「Command」キー+c |
カット |
「Windows」キーor「Command」キー+x |
ペースト |
「Windows」キーor「Command」キー+v |
全選択 |
「Windows」キーor「Command」キー+a |
元に戻す |
「Windows」キーor「Command」キー+z |
【Safari】
新規タブを開く |
「Windows」キーor「Command」キー+t |
新規プライベートタブを開く |
「Windows」キーor「Command」キー+shift(↑)+n |
タブを閉じる |
「Windows」キーor「Command」キー+w |
再読み込み |
「Windows」キーor「Command」キー+r |
「こんなにたくさん覚えきれない!」という人は「Windows」キーか「Command」キーを長押しすると、そのとき使えるショートカットキーと操作方法が表示されるので活用してください。
おすすめiPadキーボード4選
「iPad用にキーボードの購入を考えているけど、どれを選べばいいかわからない」とお悩みの人も多いでしょう。
最後に、おすすめiPadキーボード4選を紹介します。
自分にあったiPadキーボードを見つけて、快適に作業しましょう!
Apple純正キーボード【Magic Keyboard】
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B016ZF8RDA?tag=ipad-sim-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1 iPad
キーボードを購入するときにまず候補に上がってくるのがAppleの純正キーボード【Magic Keyboard】です。
人間工学に基づいた設計なのでタイピングしやすく、使用中にストレスを感じることがほぼありません。
普段Macを使っている人ならば、iPadでもMacと全く同じ操作感で作業できるのでとくにおすすめです。
バッテリーも優秀で、1回の充電で1ヶ月以上の使用が可能。
Apple製品ならではのシンプルながら洗練されたデザインも人気で、見た目重視でこのキーボードを選ぶ人も少なくありません。
しかし、折りたたんでコンパクトにすることはできないので、持ち運ぶときに少しかさばるのが難点です。
「外出先で使うことが多い」という人は、持ち運び用のキーボードケースの購入も検討してみてください。
Ankerの人気Bluetoothキーボード【ウルトラスリム】
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U260UR0?tag=garm5544gmail-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
Ankerの【ウルトラスリム】は従来のキーボードの3分の2の大きさで、重さも約200グラムと持ち運びに便利なキーボード。
2,000円と低価格なので、「とりあえずiPad用のハードウェアキーボードを試してみたい」という人にもぴったりです。
電池式のキーボードで必要なのは単4電池2本。
1日2時間の使用であれば、3ヶ月以上使えるので長時間使用も可能です。
手軽に試せるBluetoothキーボードの入門モデルといえるでしょう。
もちろんiPad以外にも使えるので、「メインで使っているキーボードの他にサブで一台欲しい」という需要も満たしてくれるコスパ抜群のモデルです。
折りたたみ式キーボード【iClever】
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B01MA23P3J?tag=garm5544gmail-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
「持ち運びメインとして外出先で使うことがほとんど」という人におすすめなのが、折りたためるキーボード【iClever】です。
折りたたんだときは120×330×12mmと、ほぼスマホと同じサイズ。
カバンやポケットに入れて持ち運ぶのに最適です。
「静音仕様」「高級感のあるデザイン」などビジネスで使いたい人のニーズもきちんと押さえています。
1度の充電で60時間の連続使用が可能で、開閉によって自動的に電源のオンとオフが切り替わるのも嬉しい機能です。
「iPad mini4」にも対応【DINGRICH】
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07VMDGBZB?tag=ipad-sim-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
【DINGRICH】はiPadminiのケースにもなるBluetoothキーボード。
カバー・キーボード・スタンドの3役をこなしてくれるので、これ1つあればすぐに快適に作業できます。
第1世代のiPadminiから第5世代のiPadminiまで幅広く対応しているので、古いモデルのiPadminiでも問題なく使えますよ。
ケース一体型キーボードなのでiPadと一緒に持ち運んでも、かさばることはありません。
4時間の充電で待機時間100日とバッテリーも優秀なので、iPadminiをお使いの人は選択肢に入れるべきです。
BluetoothキーボードでiPadの入力パフォーマンスを高めよう!
iPadのスペックが向上したことで、ビジネスシーンで活用されることも珍しくなくなりました。
パソコン並みのスペックがあるのに、持ち運びが楽なので「かゆいところに手がとどくデバイス」として存在感が増してきています。
それに伴い「資料作成や文字入力をiPadで行いたい」というニーズも拡大しました。
iPadで作業するときに外付けキーボードを接続するのとしないのとでは、入力パフォーマンスに雲泥の差があります。
自分の用途にあったキーボードを見つけて、iPadでの作業効率を上げましょう!
iPadの入力画面はキーボードを分割したり、フリック入力に設定したりすることもできます。
自分好みの入力方法を選択できるので、設定次第でどんどん使いやすくなるはずですよ。
トラックパッドを接続することもできるので、パソコン並みの操作感を実現することも可能です。