ポケットWiFiとフレッツ光の関係性
1.ポケットWiFiと固定回線
ネットワーク構築と聞くとオフィスをイメージする方も多いと思いますが、ネットワークの構成は自宅と大きく変わるわけではありません。しかし、利用する回線による違いはかなりの差があります。例えば、KDDIの提供するau光とNTTの提供するフレッツ光は、どちらも根本的に使用する回線が異なる為、同じような感覚で使用できますが、相互で協力し合っている会社ではない為、サービスの引継ぎの折り合いは良くはありません。また、ポケットWiFiと固定回線の違いは持ち運びができるかどうかという点以外にも、通信規制の有無・電波そのものの安定性の違いなどが存在します。持ち運んで使用することに重点を置くのであれば、ポケットWiFiが優位ですが、その他の点は固定回線に勝る点はないというのが現状です。これらの知識をふまえたうえで、ここではポケットWiFiとフレッツ光の関係性について考えていきます。
2.ポケットWiFiはフレッツ光でも取り扱いがある
固定回線とポケットWiFiはそもそも作られた目的が異なる為、共に変えのきくネットワークではありません。その為、固定回線の替わりをポケットWiFiで代用するのは、不可能と言っていいでしょう。特に動画やネットワークを介してダウンロード・アップロードなどを行う方は、ポケットWiFiを固定回線の替わりとして使用することはお勧めしません。また、ポケットWiFiに関して言えば、フレッツ光でも取り扱いがあり、フレッツ光で取り扱っているポケットWiFiはレンタル機器の為、SIMを新たに購入する必要があります。これに関して言えば、どのSIMを使用しても問題ない為、自分の携帯のキャリアや電波の入りやすいキャリアを選んで契約すると良いでしょう。ちなみに、フレッツ光ユーザーであれば300円程度でポケットWiFiをレンタルすることができます。
3.固定回線とポケットWiFiは使い分ける
自宅でも外出先でもネットワークに接続することが多い方であれば、家では固定回線、外出先ではポケットWiFiを使用すると良いでしょう。しかし、大手キャリアで携帯電話を契約した状態でポケットWiFiと固定回線を引くと1人暮らしでも2万円前後の通信料になることに注意しましょう。また、固定回線とポケットWiFiの通信料金の差はさほど大きくありませんが、その使い勝手は異なり、特に固定回線からポケットWiFiに切り替えようと思った際には自分の通信量などを把握していない限りトラブルになる可能性が非常に高い区なっています。その為、ポケットWiFiと固定回線の違いを理解したうえでネット通信を楽しみましょう。