プリペイドSIMには有効期限や年齢認証ができないなど制限が多い?
使い捨てで使えるSIMをプリペイドSIMと言います。
大手キャリアを利用する場合には、毎月一定料金を支払って同じSIMを使い続けていくことが必要ですが、プリペイドSIMでも音声通話に対応するものは同じように新規契約と審査が必要です。
ただしデータ通信専用のものなら、書類提出やクレジットカード手続きといったわずらわしさがなく、すぐに開通できるのでスマホとは別で少しの間だけデータ用に使いたいという場合とても便利です。
家電量販店やコンビニ、インターネット、空港など、身近なところでも購入できますし、契約せず前払いで使うことができますが、有効期限が決められている点には注意しておきましょう。
データ専用のプリペイドSIMのメリット
事前に前払いで購入するSIMのため、最初から使えるデータ使用量が決まっていることから、つい使い過ぎて後から高額な請求に頭を悩ませることはありません。
そのため、海外旅行時や子ども用に使用するなどにも適していると言えるでしょう。
また、契約の必要がないのでわざわざ携帯電話販売会社まで行かなくても良いですし、購入してAPN設定すればすぐ利用できる手軽さもメリットと言えるでしょう。
プリペイドSIMのデメリット
ただしデータ専用のプリペイドSIMの場合、データのみの対応なので、アプリやネット利用はできても音声通話はできない点は理解しておく必要があるでしょう。
そして使い切りなので継続して使うことができる格安SIMよりも料金が割高です。
また、有効期限があるので継続していつまでも使うことはできませんので注意しましょう。
具体的にどんなプランがある?
例えば、7日間、15日間、30日間、というようにプランが各社設定されており、そのプランに応じて利用期限が定められます。
中には180日や360日といったプランを設けている会社もありますが、購入するプランの期間が長ければ長いほど1か月あたりの料金は安くなります。
また、データの容量から選ぶことができるプランもあり、決められた通信量に達した時点で停止するタイプのものもあります。
期間や容量は足らなくなれば追加することはできますが、その場合割高になるため、キャリアで契約したほうが良かったという場合もあるようです。
使用できるデータ量なども含め、いつからいつまで使うのかなどを総合的に判断したほうが良いと言えるでしょう。
年齢認証が必要なサービスは利用できない?
なお、データ専用のプリペイドSIMは年齢認証ができません。
そのためLINEなどをプリペイドSIMで使いたいという場合、初回の認証時にSNS認証が必要になりますが、データ通信専用であることから年齢認証が行えません。
ただしLINEのアカウント認証は、Facebookアカウントでも可能ですし、電話番号にコード番号のコールが掛かるパターンを利用すれば可能です。
他の音声通話ができる携帯端末の番号を利用すればアカウント認証ができます。
また、固定電話でも音声コールが掛かるように設定できますので、自宅の電話番号を入力してかかってきた音声のコードを入力すればLINEアカウント認証ができますので試してみましょう。