知っておこう、ポケットWiFi通信速度が遅い要因とその対処法
1.ポケットWiFiとユーザーのニーズはかなり限定的
ネットワーク機器の中でも、特にポケットWiFiの通信速度に対して遅いと感じる事はないでしょうか。特に問題がないと思っていたのもつかの間、接続が途切れ度切れに・・・などというケースもポケットWiFiにはありがちです。実際に、光回線やスマホなどの通信機器の中では、ポケットWiFiの繋がりにくさに頭を悩ませている方は多くいらっしゃいます。そこで今回は、通信速度が遅くなる要因について取り上げつつ、それぞれの解決法について見ていきます。
2.原因によって対処は異なる
ポケットWiFiの速度が遅い要因は、大きく分けて電波的と環境的な問題と、通信量や本体に対する問題の2つに分かれることになります。
・契約した段階で遅い場合
これは、自分の使用しようとするエリアの電波が弱い事が考えられます。例えば、都心等では電波が安定して使用出来ても、山間部等では電波が弱くなるなどの場合です。これは電波やインフラの問題であり、自分で改善できることは殆どありません。かろうじて、電波が入る状況であれば、クレードルなどで増強出来ますが、その場合には異なる通信サービスを利用することを模索した方が精神的にも経済的にも負担がありません。対処方法としては、ポケットWiFiを契約する前に自分の使用するエリアで電波が入るのかどうか確認をしておきましょう。時間が経てば、電波が入るようになることもありますがその可能性はほぼ皆無に等しい為、十分な調査をしてから契約をするかレンタルなどのサービスを使用することをお勧めします。
・利用している内に遅くなる場合
この場合は、通信制限がかけられたか機械の故障の可能性もあります。スマホと同じように多くのポケットWiFiには通信量の上限が設けられており、急に通信速度が遅くなった場合は上限を超えた事により、速度制限がかけられたと思っていいでしょう。通信制限の場合がかけられた場合は、翌月まで待つなどの日数の経過或いは、データ量に対する課金などで解除されます。通信制限に対する対処方法は、通信規制解除まで待つか課金でデータの容量を底上げするかの2択になります。
3.自分のニーズは他者には決められない
ポケットWiFiを含め、ネットワーク端末は本当にかなりの種類があり、ユーザーにとっての選択肢は豊富となっています。しかし、従量制のネットワーク端末契約で課金があまりにも多い場合は、初期費用が掛かったとしても総合的にケーブルテレビや光回線などの契約の方が安価であることもあります。通信制限にどうしても引っかかってしまう方や通信データにお悩みの方は他の通信サービスにも目を向けてみましょう。