ポケットWiFiは地下鉄で有用なのか
1.ポケットWiFiの契約と電波
通信端末というと、スマホかガラケーをイメージされる方は少なくないでしょう。スマホについて言えば、ガラケーを使用していた時代や初期のスマホのスペックから考えると信じられないような速度で通信を行うことが可能になってきています。また、インフラについて言えば、各社が競って満足度や顧客離れを防ぐためにインフラ開発を行っている為、街中で電波が繋がらないという状態になることは殆どないでしょう。これに関連して、ポケットWiFiの電波状況も年々繋がりやすくなってきており、LTEの電波を拾えるものであれば地下鉄でも使用できるような状態になっています。これらの知識をふまえた上で、ここではポケットWiFiは地下鉄において有用なのかということについて見て行きましょう。
2.ポケットWiFiの有用性は地下鉄でも発揮されるのか
結論から言えば、電波は範囲が決まっており、その範囲内で届くのならば何処にいても拾うことが可能です。その為、使用する電波によってポケットWiFiは有用なのかそうでないのかの判断が下されることになります。例えば、LTEの電波を拾える契約内容であれば、地下鉄でも使用できない場所の方が少ないでしょう。この電波の強度は、docomo・au・softbankの内、いずれかの回線の強度に依存しますが、地下鉄内で全く使用できないキャリアというのはLTE通信では存在していません。ちなみに、基地局の管轄外になると圏外と表示され、使用できなくなるのは携帯電話もポケットWiFiも同じです。その為、ポケットWiFiを地下鉄で使用したい場合には、利用するその場所に電波が届くかどうかを確認する必要があります。また、問題となってくるのは、WiMAXやワイモバイルの使い放題のプランを使用していた場合です。どちらもサービス内容では、LTE通信に切り替えLTEの電波を使用することが出来ますが、WiMAXもワイモバイルのルーターも独自の電波網を使用している為に、通信量の上限が他社よりも多く安価ということを忘れないようにしましょう。
3.ニーズに沿う契約を
ポケットWiFiの契約は、ネットでも行うことができ、回線工事などよりも手軽に端末の機能を使用することが可能です。しかし、自宅でしかメインにネットを使用しない方や外出先でネットをあまり使用しない方、フリーWiFiスポットが多数あり利用している方はポケットWiFiの契約は一度考えてみましょう。固定回線では、無制限で安定した電波を享受することも可能ですし、スマホに至っては手軽に通信上限の増加を行うことが出来ます。その為、月額などに惑わされずに自分に本当に必要なサービスは何なのか理解してから契約を行いましょう。