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海外におけるキャリアと格安SIMの立ち位置の違い

 2018/01/19 海外通信事情  

日本の携帯事業において、3大キャリアであるdocomo・au・Softbankが保有しているインフラは日常生活になくてはならないものです。もし、この3大事業者の電波が使用出来ないなどとなれば、スマホでの電波の送受信はおろか、格安SIM業者も事業を成り立たせることが出来ません。
しかし、スマホを選ぶ選択肢としてキャリアの携帯電話を選ぶことは、全てのユーザーにとってベストなものではなくなりました。では、海外に目を向けた場合、格安SIMとキャリアではどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、キャリアと格安SIM業者の違いに触れつつ、海外での使い勝手を考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

1.国内キャリアにおけるグローバル料金

国内のキャリアに限って言えば、docomo・au・Softbankでのグローバル設定での値段は横並びです。docomoであれば980円の海外1dayパケット、ソフトバンクであればアメリカ放題の980円という料金プランが存在します。
これらは、事前の申請が必要になるものであり、電波のつないだ先が各社の提携先ともし異なった場合には適応外となる点に注意が必要です。また、これらのプランを使用しなければ、どのキャリアであっても2980円が最大の料金となります。
加えて言えば、単純に計算しても一ヶ月ほど滞在した場合の料金は9万円ほどであり、決して安価な料金設定ではありません。
また、ショップなどに相談せず、国内での設定のまま海外に出かけると請求料金が非常に高額となるケースもあります。これは各社の定形外の電波を使用した為であり、スマホが電波の受信器である以上、ネットワーク設定は現地に入るまでオフにしておくことが望ましいでしょう。
スマホに限って言えば、機内モードをONにすることにより、ありとあらゆるネットワーク機能が遮断されることも忘れないでください。

 

2.現地でのSIMと格安SIM

日本国内での契約における格安SIMは、海外では殆ど使用できないと考えて良いでしょう。中には、海外へ向けた格安SIMもありますが、電話機能のみが付随しているなど、非常に扱いにくく、満足のいく内容とは程遠いものが多いのが現状です。
その為、格安SIM業者と契約している方は、SIMフリー端末のみを渡航時に所持し、現地で格安SIMを購入することをお勧めします。
SIMの差し替えが面倒であればポケットWiFiを利用する手段も存在するため、自分が海外にどのくらい滞在するのかを考え、スマホの契約内容やサービス内容を利用しやすい環境に整えましょう。

 

 

 

 

 

 

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