知らなかったら損かも?0円から使用出来るSIMがある
日本の携帯事業者は、docomo・au・Softbankの3大キャリアかその電波を間借りしているMVNOの2つに分かれます。MVNOは俗にいう格安SIMを提供している業者であり、特に料金の安さにおいて、格安SIM業者は非常に注目されています。
では、格安SIM業者の値段はキャリアよりも安価だとしても、0円で使用出来るSIMは存在するのでしょうか。
ここでは、0円から使用出来るSIMについて見ていきましょう。
1.格安SIM業者とキャリア
キャリアはインフラの設置・保守を行っており、日本国内における携帯電話の全ての電波はキャリアの提供によるものです。そして、格安SIM業者はそのインフラ設備を間借りしているため、ユーザーに安価な値段でサービスを提供できるという事になります。
しかし、格安業者とキャリアにおいては、品質・端末の性能共にキャリアの方が優れており、値段の安さのみに着目することはリスクに繋がります。
もっとも、スマホにおける優先事項はユーザーによって異なる為、安価な料金で大量にアプリをプレイしたいなどの場合は格安SIM業者を選択しても問題ないでしょう。
プレイしたいアプリによっては、端末の処理能力まで考える必要がある事に注意してください。
2.0円から使用出来るSIMの紹介
格安SIM業者が提供するサービスの中でも使用データの数量によっては、0円で使用出来るSIMが存在します。例えば、nuroモバイルの0SIMです。
これは、実際に500MBのデータ通信までなら無料であり、SIMフリー端末を用意する必要がありますが、回線はSoftbankとdocomoの両方から選択することが可能です。
また、このSIMにおいては、500MBまでの料金は実際に0円ですが、音声通話をプラスすると700円課金され、もし使用しない期間が3ヵ月以上になれば自動で解約されることになります。
ちなみに、音声通話付きのサービスにおいては12ヶ月という最低契約期間がある為、この期間前に解約すると違約金が発生します。
5GBまでの料金を見てみると、1600円ほどである為、キャリアの料金設定に頭を悩ませている場合は非常におすすめ出来るサービスとなるでしょう。
しかし、キャリアのような長時間の音声通話が無料になるサービスは格安SIM業者では取り扱いがありません。
もし、ビジネスでアプリを使用しない長時間の電話が多いようであれば、現在ではキャリアのサービスを選択するしかありません。
もっとも、長時間の電話が頻繁でなければ、キャリア使用時の利用料金に並ぶことも少ない為、自身のビジネススタイルを見直したうえで契約することをお勧めします。