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あなたのスマホが発火するかも!理由と対策を解説

スマートフォンやノートパソコン、デジカメや携帯ゲーム機といったモバイル端末では、そのほとんどにリチウムバッテリーが使用されています。リチウムバッテリーは他の電池よりもエネルギー密度が高いため、小型でも大きなパワーを発揮できる事が特徴です。

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耐用年数にも優れており、高速充電する事も可能であるため、モバイル機器に非常に適したバッテリーと言えるのです。
しかし、2016年にサムスン電子が発売した「Galaxy Note7」が発火する恐れがあるとして全品回収、飛行機への持ち込み禁止などの事態へ発展したことは記憶に新しいことでしょう。
2016年までの5年間でリチウムバッテリーを使用した製品の発火事故は少なくとも250件を超えているとのこと。製品の発火だけでなく、周囲の物品に燃え移ることで火事などの大事故に繋がる可能性もあります。
リチウムバッテリーやモバイル端末が発火してしまう理由を知っておくことで、適切な使用方法や対策を実施して事故を予防しましょう。

 

○スマホが発火する4つの理由と対策

①機器とバッテリーの製造上の欠陥
リコールされたサムスン電子のスマホはスマホ内部の電極との間に適切な隙間がなく、電極が曲がってしまい発火を引き起こしたとの発表がありました。
このようにバッテリーではなくモバイル機器自体に製造上の欠陥があった場合に発火事故に繋がることがあります。機器がリコール対象となっていないか、使用中や充電時に内部が異常に高温とならないか注意しておきましょう。

②モバイル機器の設計上の問題
最近のモバイル機器は従来の機器よりも小型化が進んでいます。小さくなれば機器内部の通気や温度が不良となってしまい、機器とバッテリーの温度が異常に高温になるため発火してしまう可能性があるのです。
すべての小型機器が発火の危険がある訳ではありませんが、使用していて異常に熱くなる事が何度も起きる場合には注意しておく必要があります。

③充電器や充電方法の問題
最近では純正の充電器の他にさまざまなメーカーから安価な充電器が発売されています。中には粗悪な製品や端末と相性の悪い充電器も出回っており、それらを使用したために接続部分から発火したり、機器やバッテリーが異常に高温になってしまう事があります。充電はなるべく純正の充電器を使用しましょう。

④故障した機器を使用
モバイル端末を高所から落としたり、足で踏んでしまったという経験はないでしょうか。端末外部に傷がなくとも内部の電極にダメージが加わり、充電や長時間の使用で異常動作を起こして発火に繋がる事があります。
また、端末を長い期間使用するとバッテリーや端末が劣化してしまいます。「最近、端末が熱くなることが多いな」と感じる事があれば新しい端末に交換した方が良いかもしれません。

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