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softbankの電波において900mhzが意味するもの

1.電波の違いは周波数の違い

ネットワーク端末は、殆どの機器が自動的に電波の送受信を行います。そして、回線の速度や電波の強度の違いは、契約している企業の力が大きく関係しており、電波が安定しないとなった場合には、他社を選んだ方が電波の改善を待つよりも早いという現状があります。また、電波の性質として各社で異なる電波の周波数を保持している為、企業によって電波の入り具合が全く異なるという状況になりますが、これは格安SIM業者でもキャリアのスマホでも同じです。特に、Softbankについては、使用する場所が山地や、沿岸部の場合は電波の入り具合をよく確認する必要があります。これは、docomoやauと同じような周波数帯を早くから手に入れられなかったということに原因があり、スマホの電波の入り具合は最も速度の速い場所と遅い場所の差はdocomoやauよりも激しくなっています。

2.softbankとプラチナバンド

殆どの方は、周波数の数などは気にしないと思いますがそれぞれに意味があります。例えば、docomoにおけるバンド1は2.1GHzであり、docomoのLTEの主要な通信周波数帯として活躍しています。対して、Softbankの900mhzは、その恩恵にあずかれる方は一部のみであり、都市部とそうでない場所では通信速度の差が2倍以上になることも珍しくありません。これは、インフラ整備のスピードやインフラ整備にかける資金の差が原因であり、現状では電波の悪い場所が改善されるのはいつになるのかわからないというのが現実です。転勤などがなく街中のみで暮らすのであればsoftbank系の携帯電話で問題ありませんが、海や山、エリアとエリアの境界線ではsoftbankの電場は特に安定しにくいという性質になっています。ちなみに、2.1GHzの周波数帯は大手三社であれば、どれを選んでも保有しています。もっともスタンダードな電波の周波数帯と言っても過言ではありません。また、この周波数の数値は据え置きの無線LANなどの規格でも使用されています。

3.周波数の違いとインフラ整備

周波数の違いは、電波の違いに直結しますが、各社で採用している規格は他社では使用することができません。また、現在のところ、実は電波は有限とされており、新しい周波数帯を無限に作れるわけではありません。しかし、現在では4Gよりも速度の速い5Gの開発が進んでおり、5Gがどの周波数帯を使用するのかは不明ですが、インフラの整備が進まない限りは携帯電話やネットワーク端末の電波は改善することがないということを覚えておきましょう。そして、自分のニーズに合った製品でなければ、使用することすら苦痛に感じることもある為、ネットワーク端末の購入はスペックや機種だけでなく電波の入り具合も考慮しましょう。

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