通常のスマホとワイモバイルとの違い

1.キャリアとスマホ

日本で大手と言えば、docomo・au・softbankの３社がイメージとして思いつく方は多いと思います。日本の携帯電話の電波は、この３社に依存していると言っても過言ではなく、どのようなSIMを利用したとしても大手３社の電波のいずれかを利用することになります。また、キャリアによっては使用できる端末の違いはありますが、その差は段々となくなりつつあります。特に、iPhoneはどのキャリアでも契約することが可能であり、使用方法としてはSIMフリー端末として格安で使用することも可能です。ちなみに、ワイモバイルなどの回線を間借りしている業者の料金が安価な理由は、自身でインフラ整備を行っていないので回線の維持にかかるコストが掛からないという点が挙げられます。これらの知識を踏まえた上でここでは、ワイモバイルのスマホの中での立ち位置について焦点を当てていきます。

2.ワイモバイルの特徴

ワイモバイルは、電波そのものはsoftbankのものを間借りしているので電波の繋がりで困ることはないでしょう。それと連動して都市部では、どのキャリアよりも高速な通信を行うことが出来ます。また、独自のWiFiルーターも取り扱っており、その電波帯は年々広がっています。このアドバンスモードは、３日間の通信容量が規定値まで行かなければ実質無料でWiFiを楽しめる為、非常に人気があります。似たようなサービスではUQモバイルのツープラスギガ放題などもありますので自分のニーズに合致するサービスをよく選定して契約を行いましょう。ちなみに、契約期間満了になる前に契約解除料を行うとその料金はかなり高額となることを忘れないでください。また、ワイモバイルの料金体系は家族で乗り換えた場合、大手３社とは比べられないほど低額で抑えられる場合があります。料金体系としても割引サービスはかなり充実しており、安価でスマホを持ちたいご家庭や初めて携帯電話を使用したいというご家庭にはかなりリーズナブルな料金設定となっています。

3.自分のニーズとコスト

スマホは、自分で使用したい端末と料金は相容れないことが多く、最新機種を使用したいと思った場合には、端末料金を含めると月額で1万円を超すことも珍しくありません。しかし、自分のニーズを満たすのは最新の機種だとは限りません。出来る限り、安価に抑えスマホを所持したい人やアプリのみを楽しみたいのであれば、格安SIMの携帯電話でも十分なことが多く、一度でも格安SIMを利用して満足度が高ければ大手３社に戻ることは躊躇われるでしょう。