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格安SIMとは?フリースマホとは?気になる機種変更の注意点を解説

スマートフォンは端末の購入にお金がかかり、料金プランによっては想像していたよりも月額費用が高くなってしまうこともあります。

通話や動画など、さまざまなことができますが、維持費にお金がかかってしまうことにお悩みの方も多いでしょう。

 

そんな方には、SIMフリースマホと格安SIMがおすすめです。

格安SIMサービスを利用すれば、大手キャリアで契約するよりお得にスマホを利用できます

 

今回の記事では、キャリア端末との違いや機種変更する際の注意点を解説します

格安スマホに買い替えたいとお考えの方はぜひご覧ください。

 

楽天モバイルなどの格安SIMが人気の理由

携帯電話を購入するとなれば、これまでは、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアショップで契約することが一般的でした。

しかし、近頃ではこれらの大手キャリアと契約をしない、格安SIMのフリースマホが人気を集めています。

 

SIMフリーのものを利用することで、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?

格安スマホが人気の理由を、順に確認していきましょう。

 

とにかく安い

格安スマホの魅力は、「とにかく安い」ことです。

月額料金を大幅におさえることができるので、SIMフリーのものに買い替える方が徐々に増えています。

 

SIMフリーの格安スマホを提供している会社は複数ありますが、総務省発表の「平成30年度第1四半期(6月末)の電気通信サービスの契約数及びシェア率」によると、契約数は楽天モバイルが最も高くなっています

さまざまなキャンペーンや特典があり、お得にスマホを購入することができるのがその一因でしょう。

 

大手のような縛りがない

大手キャリアの契約期間は2年間です。

俗に「2年縛り」と呼ばれ、この期間に解約すると、違約金が発生してしまいます。違約金は約1万円ほどです。

 

格安SIMの場合、契約期間内に解約をしても違約金が発生しないプランがあるのも、多くの方が選ぶ理由でしょう。

※中には縛りのあるプランもあるので契約前に確認しましょう。

 

こういった縛りがなくなることも、格安スマホの魅力のひとつです。

 

さまざまなプランがある

今では多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)会社が、格安スマホを提供するようになりました。

各会社がよりお得に、便利にスマホが利用できるようにさまざまなプランを用意しています。

 

格安SIMカードの種類によっても料金は変化。データ通信のみのデータSIMプランや、音声通話格安SIMプランなど、自分が利用したい機能に合わせたプランを選ぶことが可能です

 

ちなみに料金は通話SIMの方が少々高め。通話機能を必要としないのであれば、データSIMプランにしましょう。

そのため、格安スマホはサブのスマホ端末としても使いやすいといえます

 

格安SIMに機種変更する際の注意点

料金が大幅におさえられる格安SIM。しかし、格安だからこそ出てくる注意点が存在します

格安スマホに買い替えたいという方は、注意点をしっかりと把握したうえで購入しましょう。

 

キャリアのアドレスは使えなくなる

これまで、携帯電話を購入すれば必ず「@ezweb.ne.jp(auの場合)」などのキャリアのメールアドレスを設定できていたと思います。

 

格安SIMのフリースマホに買い替えると、キャリアに縛られることがないのでキャリアアプリなどが一切入りません。そのため、上記のようなキャリアが提供していたメールアドレスの使用も不可能になります。

元々使っていたキャリアアドレスも、引き継ぎはできないので注意が必要です。

 

格安スマホに買い替えた場合はGmailなどのフリーメールアドレスを取得する必要があります

キャリアアドレスが使えなくなるのが困るという方は、SIMフリーのスマホに機種変更はしない方がいいかもしれません。

 

しっかりデータ移行をする

機種変更をする際は、時間をかけてでもしっかり「データ移行」をする必要があります。

格安スマホに買い替える時は、これまで携帯会社がおこなってくれていたデータ移行を自分で対応しなければなりません

 

電話帳や連絡先の引き継ぎ方法は主に2つあります。microSDカードにデータを移行する方法と、クラウドストレージにデータをアップロードする方法です。

microSDカードは自分で購入する必要がありますが、クラウドストレージの場合はアカウントを登録すれば無料で利用できます。

 

そのほか、SNSのIDとパスワード・ゲームの引き継ぎパスワード発行など、しっかりとデータ移行の準備をしておきましょう

 

違約金のかかる2年縛りのないタイミングで

au・ドコモ・ソフトバンクなどの大手携帯会社で契約をしていた場合、2年の契約期間内解約をしてしまうと違約金が発生。「2年縛り」と呼ばれるもので、多くの大手キャリアはこの制度を設けています。

 

2年経過後は、解約をしないと自動的に更新。更新のタイミングでないと違約金が発生してしまうので、2年縛りのないタイミングで機種変更をするようにしましょう

 

SIMフリースマホが人気の理由

とにかく安いことで人気なSIMフリーの格安スマホは、最近では大手家電量販店でも販売がされています。

 

しかし、中には「安い」という理由だけで買い替えるのは不安という方もいるでしょう。格安スマホは安いこと以外のメリットはあるのでしょうか?

 

SIMロック解除の必要がない

SIMフリースマホはすでに「SIMロック解除済み」のスマホなので、ロックの解除を行う必要がありません

 

「SIMロック」というのは、ほかの会社のカードは使用できず、制限されている状態のこと。たとえば、auで契約したSIMロックのスマホ端末に、MVNOのSIMカードは挿入できません。

他の会社のSIMカードを使いたい場合は、SIMロックの解除が必要です。大手キャリアでスマホを購入した場合、多くがSIMロックの制限をかけられています。

 

格安スマホは、最初から制限のない状態の端末なのでロック解除の手間が省けるのです。

 

簡単に機種変更ができる

格安スマホの場合、SIMカードを持っていれば簡単に機種変更することができます。

新しくSIMカードの入っていない白ロム(SIMカードを抜いた端末)を購入する必要がありますが、機種変更の際はカードを挿入するだけです

キャリアショップで数十分かかっていた機種変更が、すぐに終わります。

 

こういったポイントが、格安スマホの大きなメリットといえるでしょう。

 

iPhone xのSIMフリーもApple storeで購入可能

格安スマホについて調べてみると、ネット上で売っているのはほぼAndroid機種ばかりです。店頭で見ても並んでいるのはAndroidオンリーなので、「iPhoneのSIMフリーは存在しない」と思っている方が多いかもしれません

 

しかし、iPhoneのSIMフリーも購入は可能です。

大手家電量販店では販売されていませんが、「Apple store」であればSIMフリーのiPhoneを入手することができます

 

今話題の「iPhone X」のフリー版も購入できるので、普段iPhoneを使用しているという方はオンラインのApple storeを見てみましょう。

店頭で購入したい場合は、日本で7ヶ所に存在するApple storeに足を運ぶ必要があります。

 

日本には、銀座・渋谷・表参道・仙台一番町・名古屋栄・心斎橋・福岡天神にApple storeの店舗が存在。近くにあるという方は、フリーのiPhone Xがないか店舗を覗いてみましょう。

 

格安SIMに機種変更する際の注意点

格安SIMであれば、簡単に機種変更が可能です。

しかし、機種変更をする際に気をつけなければならない注意点がいくつかあります。

 

注意点を順に紹介しますので、確認をしていきましょう。

 

同じサイズのSIMカードに対応しているもの

機種変更をおこなう際は、挿入したいSIMカードの大きさに対応している端末を選ばなくてはなりません

事前にSIMサイズの確認をしましょう。

 

SIMカードは全て同じ大きさなわけではなく、サイズは3種類。「標準SIM」が一番大きく、「micro SIM」「nano SIM」とサイズダウンしていきます。

 

標準SIMを所持しており、使いたいスマホ端末のSIMサイズがmicro SIMなどの小さいものだった場合は「SIMカッター」で切ってしまうか、MVNO会社にSIMカードを交換してもらうよう頼むしかありません。

確実なのは、カードを交換してもらうことです。

 

SIMカッターとは、SIMカードを自分で切断できる道具のことです。ホッチキスのような形状をしており、使い方も簡単です。

しかし、SIMカッターで切断すると、失敗した時にSIMカードにあった情報が読み込めなくなる可能性があります。電話番号などの情報が書きこまれているので、取り扱いには十分な注意が必要です。

自己責任となってしまうので、SIMカッターでの切断はおすすめしません

 

また、小さいSIMカードを大きいものに替えたい場合は「SIMアダプター」利用すればサイズを変更することが可能です。

アダプターはピンからキリまで、価格に幅があります。品質にも違いがあるので、自分に合ったもを選ぶようにしましょう。

 

ドコモ、au、ソフトバンクは持ち込み、SIMロック解除が必要

自分で契約したキャリア端末に、格安SIMカードを挿入したい場合はSIMロック解除しなければなりません

MVNOによって対応してない機種もあるので事前に調べておくことも肝心です。

 

今では、ネットで「中古スマホ」も販売されています。ただし、他者が契約した「中古スマホ」はロック解除が不可能の場合が少なくありません。

ドコモやソフトバンクでは、中古端末のロック解除は受け付けていないのです。

ロック解除のための条件が各会社で異なるので、持ち込む前にサイトなので確認をとっておきましょう。

 

auの場合は比較的条件がゆるく、中古端末・解約済み機種などの端末はSIMロック解除が可能です。

ドコモとソフトバンクの場合は、中古端末は受付不可。解約機種に関しても、契約者本人の持ち込み・解約後の90日間以内という条件が設けられています。

 

キャリア端末のSIMロック解除をしに行こうと思っている方は、これらの条件を事前に確認したうえで持ち込むようにしましょう。

 

自分らしいスマホの使い方を見つけよう

格安SIMのフリースマホについて紹介しましたが、使い方や利用する機能によって自分に合うスマホは変わってきます。

以前は、キャリアで契約した端末のSIMロック解除は認められていませんでした。現在では条件はあるものの、ロック解除が可能になりスマホの幅が広がっています

 

少しずつSIMフリーの利用者が増加し、提供されている料金プランも増えつつあります

事前にプランなどを調べて、自分らしいスマホの使い方を見つけていきましょう。

 

まとめ

  • 大手キャリアで契約するよりも低価格でスマホが使える
  • MVNOはプランの種類も多く、キャリアのような縛りがないのが魅力
  • 機種変更の際は、「データ移行」「2年縛りのタイミング」に注意

 

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