【機種変】スマホ買い替えのベストな時期・タイミングを徹底分析！

スマートフォンは、私たちの生活と切り離すことができないほどに普及しました。

今や「スマートフォン」「スマホ」に関する登録商標は約5,000にのぼり、多くの製品・サービスが日々誕生しています。

 

スマホ本体に関しても、毎年多くの新機種が発表。新機種発売の情報を聞いて、最新機種への買い替えを考える人も多いでしょう。

また、携帯料金を安くするために、MVNO業者が販売する格安スマホへの買い替えを考える人も少なくありません。

 

ここでは、スマホ買い替えのおすすめ時期とお得に買い替えできるベストタイミングを徹底分析し、ご紹介します。

 

スマホはどれくらいの時期に買い替えるものなの？

「スマホを買い替えるタイミングが分からない」という人は意外と多くいます。

「画面が割れた」などの分かりやすい故障のほかに、次のような状態がみられるのなら、買い替えを考えたほうがいいでしょう。

 

• 電池の減りが早くなってきた
• アプリの起動や通信速度が遅くなってきた
• バージョンに対応していないアプリが増えてきた

 

バッテリーの寿命は通常2~3年です。

購入当初に比べて明らかに電池が早く減るようになったり、長時間の使用で本体が熱くなる場合はバッテリーの劣化が考えられます。

通信環境は問題ないはずなのに、ブラウザの読み込みやダウンロードに時間がかかるのも買い替えのサインといえるでしょう。

 

また、アプリは日々新しいものがつくられ、アップデートされています。

アップデートで古いバージョンへの対応をやめるケースもあり、そういったアプリが増えた場合は買い替えを考えた方がいいでしょう。

 

スマホ買い替えのベストタイミング3選

スマホの買い替えは、タイミングがひと月違うだけで、買い替え時の金額が1万円以上違ってくることがあります。

よりお得に買い替えられる、ベストタイミング3選をご紹介します。

 

【王道】2年周期

au（エーユー）・docomo（ドコモ）・softbank（ソフトバンク）の大手キャリア（携帯電話会社）を利用している人は、多くの契約が「2年縛り」になっています。

この2年縛りは、「2年間はそのキャリアを使う約束をする代わりに、月々の料金を安くする月々サポートを受けられる」というものです。

 

たとえば、家電量販店や携帯ショップで目にする「端末代金実質0円」という販売方法。これは、分割購入した月の本体代金が3,000円の場合に、月々サポートとして月に3,000円の割引サービスをするというものです。

本体代金と同様の割引をし、本体代金を実質0円にすることで購入を促す端末購入サポートとして導入されています。

 

しかし、この月々サポートは2年の継続利用が前提になっているのです。

つまり、2年未満で機種変更をすると割引は中止となり、残りの機種代金全額を支払うことになってしまいます。

 

また、基本料金プランも2年の利用を前提としたものが多く、2年が過ぎると自動に更新。2年を過ぎるとまた2年後まで契約が延長され、途中の解約では違約金が発生します。

 

こういった違約金がかからないのは、2年を迎える「更新月」と呼ばれるタイミングです。

そのため、2年周期での買い替えは機種代金の残額や違約金がかからない、お得なタイミングといえます。

 

【心機一転】春

春の時期になると、入学や入社など新生活に向けて消費が上がります。

また、大手キャリアは3月決算なので、会社としても各店舗としても年度末の勝負時です。

 

そのため、各社キャンペーンに力が入っており、キャンペーンを利用したお得な買い替えができるタイミングといえるでしょう。

とくに、この時期は学生に特化したキャンペーンも多いので、学生の買い替えに向いています。

 

【活発】年末年始

クリスマスやお正月は、1年で最も購買意欲が高まる時期です。

ボーナスの支給やお年玉などで財布の紐も普段より緩くなりやすいため、携帯電話業界でも契約してくれた方にオリジナルの福袋をプレゼントしたりキャンペーンを行っています。

 

また、毎年9月頃にiPhoneの最新機種が、11月頃にはAndroid端末の冬・春モデルが発売。最新機種が発売されてから少し経った年末年始は、人気も落ち着きます。

キャンペーンを利用して、最新機種をお得に買い替えるのに向いたタイミングです。

 

スマホ買い替えのバッドタイミング

春や年末年始は各社でさまざまなキャンペーンが行われているため、買い替えに適したタイミングといえます。

一方で、スマホの買い替えで避けるべきは、そのキャンペーンが終わった直後の2月と5月です。

 

2月は年末年始と春のキャンペーンに挟まれ、目立ったキャンペーンのない場合が多いので、春のキャンペーンを待っての買い替えがいいでしょう。

5月は春の新生活に向けたキャンペーンが終わった直後です。とくにAndroid端末の買い替えを考えている人は、あとひと月待ちましょう。夏モデルの発売とともにキャンペーンもはじまる6月の買い替えがお得です。

 

2月・5月ほどではありませんが、7月・8月・10月も新機種発売やキャンペーンなどが少ないため、できれば避けた方がいいでしょう。

 

【メリット】2年で機種変するのがおすすめなワケ

買い替えがベストタイミングを3つご紹介しましたが、最もおすすめなのは2年周期の時期です。

ここでは、王道の2年周期で機種変更をするのがおすすめなワケをご紹介します。

 

au・docomo・softbankの大手キャリアを利用している方は、是非とも参考にしてください。

 

【MNP】違約金なし

「今はau携帯電話を利用しているけれど、softbank携帯に買い替えたい」というような、買い替えと同時に携帯会社の変更を考えている場合。MNPを利用して今の番号をそのまま使いたい人が多いのではないでしょうか。

 

MNPとはMobile Number Portabilityの略で、一般的に「ナンバーポータビリティー」と呼ばれ、携帯会社を変えても今の電話番号をそのまま使うことのできるサービスです。

昔は携帯会社を変えると電話番号が変わることが一般的でした。

しかし、MNPサービスがはじまってからは、今の番号をそのままに携帯会社を変更する人がほとんどです。

 

しかし、大手キャリアでは2年の利用を保証する代わりに月々の利用料金を安く設定する「2年縛り」が導入されています。

この2年縛りによって、更新月以外に携帯会社を変更すると違約金が発生。これは、MNPによって簡単に利用者が別のキャリアに移行するのを防ぐためでもあります。

 

そのため携帯会社の変更をともなう買い替えの場合、2年を迎える更新月での買い替えが、違約金がかからないためお得です。

 

新規機種の周期とあう

iPhoneもAndroid端末も、新規機種が発売される時期は毎年同じ頃です。

つまり、新規機種が発売されるタイミングで購入すると、2年後はちょうどその年の新規機種が発売される時期と重なります。

 

最新機種に目がないという方は、このタイミングに合わせることで最新機種に買い替えやすくなるのです。

 

スマホをお得にゲット

購入から2年が経った更新月であれば、MNPの違約金が発生しないとご説明しました。

携帯会社を変更する人にとって更新月は買い替えにベストなタイミングですが、今利用している携帯会社からすると他社に乗り換えられる危機です。

 

そこで各携帯会社では2年を迎えるユーザーに対し、買い替え時に利用できる割引券やキャリアで利用できるポイントの付与を行っています。これは、買い替えの際に他社への流出を防ぐためです。

同一の携帯会社での買い替えを考えている人は、この割引券やポイントを利用してお得に買い替えることができます。

 

やはりベストタイミングは2年目

携帯会社の変更のあるなしにかかわらず、購入から2年のタイミングでの買い替えがおすすめです。

キャンペーンや割引などを利用することで、更新月以外での買い替えに比べて1万円以上お得に買い替えることができます。

 

また、店頭での買い替え・機種購入の場合は端末代金の一部を頭金として支払うことが多いのですが、オンラインショップなら頭金が0円の場合もあり実質無料に。さらに下取りプログラムを活用することで、お得に買い替えることができることもあります。

 

買い替えの際は、データのバックアップやGoogleアカウントの確認を忘れず行ってください。

Android端末の場合は、Googleアカウントを使ってしっかりデータの移行を行いましょう。