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スマホは自分でバッテリー交換可能?交換方法&おすすめ大容量端末を解説

 2018/09/08 携帯電話・スマートフォン  

いま、あなたのスマホの充電は足りていますか?

買ったばかりの頃は1日中使っていてもバッテリーがなくならなかったスマホも、長く使っていればバッテリーの減りはだんだん早くなってくるものです

バッテリー切れが不安で、旅行でもないのにモバイルバッテリーや充電器を持ち歩いている人も珍しくありません

バッテリー切れが不安なあなたのために、バッテリーを長持ちさせるためのポイントや消耗したバッテリーの交換方法について解説していきます

 

スマートフォンに対する悩み

スマホはバッテリーの減りが早いという話はよく聞きますが、実際どれくらいの人がバッテリー状態に不満を抱えているものなのでしょうか?

スマートフォン、タブレット、携帯電話などモバイル専門のマーケティングリサーチ機関「MMD研究所」が、スマートフォンを所有する男女2,203人(15~59歳を対象)に行った「スマートフォンの満足度と不満度に関する調査」では次のような結果が出ています。

 

スマートフォン端末の不満度1位は「バッテリーの持ち」

調査は「満足」「やや満足」「どちらでもない」「やや不満」「不満」の5択回答。

うち29.1%の人が「バッテリーの持ち」が「不満」もしくは「やや不満」だと答えています

29.1%というと、あまり多くないようですが、次に多い「防水機能」で22.5%。

その次に多い「頑丈さ」については、11.0%しか「不満」もしくは「やや不満」と答えた人はいません。

そういったことを考えると、相対的にはバッテリーへの不満度は高いと言えます

 

今後のスマートフォン端末に求める要素の1位は「とにかく長持ちするバッテリー」

今後のスマートフォン端末に求める要素について3つまで答えてもらったところ、73.4%の人が「とにかく長持ちするバッテリー」を選択しました

次に多かった「持ちやすいサイズ感」は39.9%なので、大容量バッテリーを求める声はかなり大きいようです

バッテリー容量はスマホ選びの大きなポイントになっています。

 

スマートフォンのバッテリー切れ、恐怖感を持つ人は6割を超える

スマートフォンのバッテリー切れに対して「とても恐怖感を持つ」か「少し恐怖感を持つ」と答えた人が合わせて61.6%に上りました。

それに対して「まったく恐怖感を持たない」人は、10.4%しかいません。

このような結果を見ると、スマートフォンに対する悩みとしてバッテリーの持ちに不満を抱えている人が多いのは事実のようです

動画視聴やカメラ、SNSなどさまざまな用途があるスマホだからこそ、長時間使えるバッテリーが欲しいですよね。

たまに使うWiFi専用端末ならまだしも、毎日使うメインスマホのバッテリー問題は見逃せません。

 

寿命が縮む使い方

スマホのバッテリーに使われているのはリチウムイオン電池というものですが、これは使えば使うほど、そして充電回数が増えれば増えるほど劣化してしまうものなのです

 一般的には「充電 → 放電」というサイクルを500回繰り返すと、バッテリー容量が半分になるといわれています。

つまり毎日充放電をしているなら、約1年半がバッテリー寿命ということです。

これはバッテリー性能に関わらず、どのスマホでも大抵同じことがいえます。

もし、より短い期間しか使っていないにもかかわらず、バッテリー消費が極端に早くなってしまっているなら、それはスマホの使い方や設定に問題があるのかもしれません。

 たとえば「通信」をつないだままにしていると、バッテリー消費が早くなります。

BluetoothやGPS、メールやSNSの自動同期はスマホが自動的に通信を行うため、気づかないうちにバッテリーを消費してしまっているのです。

使わない時は通信を切ったり、アプリごとに位置情報サービスや自動同期を利用するか設定しておきましょう

また電力の浪費以外に、高温の場所での使用・保管もバッテリーを劣化させる原因です。

 リチウムイオン電池は高温にさらされることで、内部の化学反応により劣化が進んでしまいます。

最適な温度範囲は16度〜22度。最高許容周囲温度は45度です。

とくに使用時や充電時はスマホ自体も発熱するので、35度以上の環境では使わないようにしましょう。

また充電が100%になっているのに充電し続ける過充電や、充電が0のまま放置する充放電も、リチウムイオン電池の劣化を早める原因となります。

 

電池を長持ちさせるポイント

かつて携帯電話はバッテリー交換式のものが多々ありました。

しかし、最近のスマホはバッテリー交換不可なものが多く、症状を改善したい場合は修理に出すか買い替えが必要になるケースがあります。

電池の寿命を長くするためにも、日頃から電池の消費は抑えておきたいところです。

ここでは電池を長持ちさせるポイントについて解説していきます。

 

アンインストール

スマホのアプリには、使っていなくても電池を消耗してしまうものもあります。

まずは使っていない不要なアプリをアンインストールしましょう

また使っているアプリについても、設定を変更するだけで、バッテリー消費を抑えられることがあります。

 たとえばLINEなど通知機能があるアプリは、通知があるたびに電池を消耗してしまいます

アプリごとに通知設定をし、必要のない通知は切っておくようにしましょう。

 ほかにも、SNSアプリでの動画の自動再生、メールや自動同期、バックグラウンド更新も自動的に作動するように設定されている場合は、それだけ電池を消耗させてしまいます。

初期設定でオンのままになっている可能性もあるので、設定を見直してみましょう。

 

画面の明るさ

画面の明るさも、スマホの消費電力に大きく影響します。

明るさを見づらくない程度まで低めに設定し、自動調整をオンにすることで、必要以上に明るくならないようにしておきましょう。

 また、画面の点灯時間を短く設定して、使っていない時はすぐにスリープモードに入るようにしておくことも効果的です。

 

電波がつながる環境かどうか

電波がつながる環境にあるかどうかも、常に確認することをおすすめします。

電波がつながりにくい場所にいる時や移動中に、Wi-FiやGPS、Bluetoothの接続をオンのままにしていると、接続先を探すために余計な電力を消費することになってしまうのです。

 電波が悪い状況では、それぞれの通信機能の接続をオフにするか、機内モードにすることで無駄な通信を行わないようにしましょう

 

【キャリア別】スマホはバッテリー交換可能?

いくら気をつけて使っていたとしても、いずれバッテリー寿命は来てしまいます

寿命が来たバッテリーをそのまま使い続けると、スマホが誤作動を起こしたり、電池が膨張してしまったりすることもあるので、早めに交換するようにしましょう

具体的な電池交換の方法については、大手キャリアごとに修理サービスのスマホバッテリー交換費用や対応が異なるので、それぞれ紹介していきます。

ただし、古い機種の場合はメーカーの製造が終了している場合やそもそも修理対応をしていないケースもあるので注意してください。

また、ワイモバイルなど格安SIM携帯(格安スマホ・格安sim)については、長くなるので割愛します。

 

ドコモ

まずは携帯キャリアドコモのスマホの電池交換についてです。

スマホには電池が取り外せる交換式(着脱式)の機種と、電池が内蔵されていて取り外せないバッテリー内蔵機種があります

まずはお使いのスマホがスマホ電池交換可能機種か確認してください。 

電池が取り外せる機種の場合は、バッテリーパックをドコモショップかドコモオンラインショップで購入しましょう

スマホの利用期間が1年以上であれば「電池パック安心サポート」を利用し、dポイントやドコモポイントと交換してもらうこともできます。

電池が内蔵されている機種を使っているなら、ドコモショップでの修理受付か、オンライン修理サービスを利用しましょう

修理期間は約1~2週間かかりますが、代替機の貸出しが利用できます。

 修理代金は機種本体の修理、ケース(外装)交換、内蔵電池交換にかかる代金のみで、送料、代替機の貸出しは無料です。

金額は機種によって異なります。

 

au

auもドコモと概ね同じで、電池が取り外せる機種の場合、バッテリーパックをauショップかauの公式オンラインショップで購入して交換しましょう

電池が内蔵されている機種については、「故障紛失サポート」に加入しているか否かで交換費用などが異なります。

「故障紛失サポート」とは月額料金418~726円で利用できる有料会員サービスです。

スマホなどの端末が故障したときに、同一機種と交換してもらえる「交換用携帯電話機お届けサービス」が利用できます。

修理代金はau契約が25か月以上で1回目の交換なら価格は3,000円。

Webからのオンライン申し込み(代用機なし)なら、さらに1,100円の割引もつきます。

「故障紛失サポート」に加入していない場合は、auショップにスマホを持っていって相談してください。

修理費用などもそこで見積もってもらうことになります。

 

ソフトバンク

ソフトバンクも他の2社と同様、電池が取り外せる機種ならソフトバンクショップか公式オンラインショップでバッテリーパックを交換しましょう

「あんしん保証パック」「あんしん保証パックプラス」「あんしん保証パックライト」に加入しているスマホを1年以上使っている場合、バッテリーパックを1機種につき1個無料でもらうことができる「電池パック無料サービス」があります。(ソフトバンク運営のワイモバイルでも「故障安心パックプラス」という保証サービスがあり、電池パック無料サービスが受けられます)

電池が内蔵されている機種の場合は、やはり機種によって修理代金は異なりますが、1年以上継続して「あんしん保証パック」に加入していて、1年以上同じスマホを使っているなら、3,000円が割引されます。

ソフトバンクのiPhone修理は、「あんしん保証パック with AppleCare Services」に加入している場合は修理費用相当額のPayPayボーナスが付与されます。

 

ちなみにiPhone修理については、Appleが製品ごとに規定しているため各キャリアとも共通ですが、Apple 製品限定保証AppleCare+ の保証対象なら無料バッテリー交換もできます。

 

スマホは自力でバッテリー交換可能?

バッテリー取り外しのできる機種なら、自分で簡単に新しいバッテリーと交換することができます。

また、電池が内蔵されている機種についても、道具やバッテリーパックを用意すれば自力での電池交換は可能です

自分で電池交換すれば、修理代金はかなり安く済みますし、順調にいけば即日修理が完了するので待たなくて良いというメリットもあります

バッテリー交換保証がなければ、自力で修理するのもいいでしょう。

ただし、自分での修理は補償が利かず、すべて自己責任になります。

失敗して逆に修理料金がかかってしまうこともあるので注意してください。

修理が失敗した時には端末ごと買い替えなければならなくなるので、上手くできる自信がない人は、正式な修理サービスにお願いするようにしましょう。

 

では、自分で電池交換する場合の大まかな流れを解説します。

まずは交換用のバッテリーパックを用意しましょう。

内蔵型の電池は各キャリアのショップでは売られていませんが、Amazonや楽天などの通販サイトで購入できます

「携帯電話交換バッテリー」「Androidスマホ バッテリー」などで検索してみてください。

バッテリーパックと必要な道具がセットになった交換キットも販売されているので、はじめて電池交換をするのであれば、そちらを購入するといいでしょう。

また、販売されているバッテリーには純正バッテリーと互換バッテリーがありますが、故障などのリスクを避けるなら、純正バッテリーをおすすめします

商品ページをよく読み、純正バッテリーと書かれているかよく確認するようにしましょう。

ただし、バッテリーパックの出品者は優良な業者ばかりとは限りません

トラブルに巻き込まれる可能性を下げるために、商品を購入する前に出品者や商品の評価(レビュー)をチェックして、最低でも平均で星4以上がついているところを選ぶようにしましょう。

交換用バッテリーと道具が用意できたら、実際に交換していきます。

具体的な作業手順については、インターネットで探せば交換手順を解説した記事や動画が見つかるはずなので、そちらを見ながら進めましょう。

例えば「ファーウェイ P9」をお使いなら「ファーウェイ p9 バッテリー交換」といったキーワードで検索してみてください。

最後に、電池交換が終わったら必ずバッテリーの状態を確認してください

バッテリーの持ちが交換前と変わらなかったり、悪くなったりしている場合、バッテリーではなく本体に問題があるかもしれません。

その場合、自分一人の力で修理することは不可能です。

1度修理に出して、きちんと見てもらいましょう。

 

おすすめ大容量SIMフリースマホ

新しくスマホを購入するなら、やはり大容量のものがいいですよね。

ここでは、おすすめの大容量SIMフリースマホをご紹介します。

 

Blackview BV9100

『Blackview BV9100』は13,000mAhの超大容量のバッテリーを搭載したスマホです。

防水・防塵機能があるので、アウトドアにも最適といえます。

カメラは1,600万画素なので臨場感のある写真を撮ることができるでしょう。

旅行やキャンプが趣味の人におすすめのスマホです

アクティブな人は買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

UMIDIGI F2

『UMIDIGI F2』は5,150mAhの大容量バッテリーを搭載したスマホ。

大容量スマホは分厚いデメリットがありますが、この端末は比較的薄型なのもポイント

スーパーナイトモードのカメラを搭載しているので、夜景撮影に強い特徴があります。

ディスプレイは大画面なので、映像や写真を存分にお楽しみいただけます。

 

ZenFone 6

『ZenFone 6』のバッテリーは5,000mAhと大容量。

連続待ち受け時間は最大約35日で、連続通話時間は最大約40時間なので、スマホヘビーユーザーには最適の端末です

急速充電に対応。もちろんバッテリーの寿命はありますが、これだけの容量なら不満に感じることも少ないでしょう。

 

バックアップは肝心

各キャリアにスマホを修理に出すと、個人情報保護のためにデータを初期化されてしまいます。

修理前には必ずバックアップを取っておきましょう

Android端末の場合、Googleアカウントと紐づけされているデータ(ブックマークや各種設定、アプリなど)は端末のバックアップ機能で、Googleアカウントと同期できます。

iPhoneはiCloudを利用するか、パソコンとつないでiTunesでバックアップを取りましょう。

また、スマホ修理店(スマホ修理業者)に出すときにはスマホを操作できなくなっているということも考えられます。

日頃から定期的にバックアップを取っておき、もしものときに備えておきましょう

操作できなくなったりしないよう、バッテリーの劣化に気づいたら早めに交換することも、大事なデータを守ることにつながります。

修理業者・修理ショップを利用する際は、修理実績のあるところに依頼してください。

端末のトラブルに対応してくれるモバイル保険サービスを使うのもおすすめです。 

また、SIMフリーモデル(SIMフリースマホ)を利用すればキャリアやMVNO事業者の選択が拡がります。

気になる方は「HUAWEI P30 lite SIMフリー」などで検索してみてください。

高性能のスマホが続々登場しているので、最新発売モデルの機種情報をチェックしてみましょう。

 

まとめ
  • 使い方や設定を見直して電池の消費を抑える
  • 熱いところでの使用や充電、また過充電や充放電は避ける
  • 電池を取り外せる機種はバッテリーパックを購入して交換できる
  • 内蔵型は修理に出すか、自分で道具をそろえて電池交換することもできる
  • 自分で電池交換する場合は安く済むが、自己責任

 

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