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【悩み解消】携帯を他社に乗り換えるベストタイミング・時期はいつ?

タイミングや時期により、かかる費用に大きく差が生じるのが携帯の他社乗り換え

得に解約できるタイミングや時期はいつなのか、解約に必要な手続きはどのようにすれば良いのかなど、乗り換えを考えたときに知っておきたいポイントを解説します。

 

他社に乗り換える要因

乗り換えといえば、手続きが煩雑でめんどうというイメージがありますね。

しかし、それでも乗り換えたいという要因として、2点紹介します。

 

電話番号をそのまま引き継げるMNP(Mobile Number Portability)の登場

MNPとは、電話番号をそのまま引き継いで別キャリア(携帯会社)に乗り換える制度です。

他社乗り換えによって電話番号が変わってしまうと、乗り換えの手続き、さらに、新番号を周知させるというわずらわしさも加わってきます。

MNP制度の登場で、そのわずらわしさから解放され、気軽に乗り換えができるようになりました。

 

格安SIMの登場

携帯料金が安くできるということで話題になる格安SIM

その内容と特徴は次のようになります。

 

格安SIMとは、いわゆる大手キャリアと呼ばれるNTTドコモ・au・ソフトバンクの回線を借り、独自のプラン設定によって低価格を実現している通信サービスです。

楽天モバイルQTmobilemineoなどがあげられます。

 

メリットとして

  • 大手キャリアと比較すると利用料金が安い
  • ○○GBプランなどデータ通信量ごとに選べる豊富なプラン
  • 2年縛りがない

などがあげられます。

 

一方デメリットとしては

  • 通話料金の高さ
  • キャリアメールが使えないこと
  • 相談できる実店舗が少ないこと

などがあげられます

 

しかし、これらのデメリットは各種アプリやネットなどでほぼ解決できるため、一般的なスマホユーザーならそれほど問題にならないでしょう。

この格安SIMの登場によって、携帯料金を安くしたい人たちが大手キャリアから格安SIMに乗り換えるようになりました。

 

他社に乗り換えよう

それでは、実際に乗り換えに必要なものや手順、料金についてご説明します。

 

必要なもの

乗り換えに必要な物は4つです。1つずつ順番に紹介していきます。

 

【本人確認書類】

契約にあたり、本人確認ができる書類が必要になります。

住所、氏名、生年月日が一致している、運転免許証パスポートなどが無難です。

この場合、本人確認書類が1つですみます。

上記のような本人と住所が一致しているものが用意できないときは、住民票などの補助書類が必要になります。

なお契約者本人が未成年の場合、本人確認書類に加えて親権者同意書も必要になります。

 

【支払い手続きに必要な物】

携帯料金の支払いに必要な物も必要です。次の3つのうちいずれかが必要になります。

クレジットカード
本人名義のキャッシュカード
本人名義の預金通帳と銀行印

どのように支払うか事前に決めて、必要な物を持って行きましょう。

 

【MNP予約番号】

電話番号をそのまま乗り換えたいなら、MNP予約番号も必要です。

取得方法は次の項目「MNPの手順」で詳しく説明します。

 

【申し込み印】

本人のサインでも可の場合もありますが、持って行く方が無難です。

 

MNPの手順

MNPは、解約する会社で予約番号を取得し、新たに契約する会社に伝えることで完了します。

予約番号は取得してから15日経つと失効します。

そのため手順としては、

  • 新たに契約する会社を決定する
  • 解約する会社で予約番号を取得する
  • 15日以内に新たに契約する会社で手続きをする

という流れがスムーズでしょう。

 

予約番号を取得する手順はいくつかあります。

どのキャリアも共通のおすすめは、スマホで操作してMNPを取得する方法です。

具体的に言うと、NTTドコモならMy DocomoiモードauならMy auソフトバンクならMy Softbankでの手続きです。

これなら待ち時間もなく、自宅で好きなときに5分程度でもあればできます。

名称はキャリアごとに少しちがいますが、契約者情報から番号ポータビリティ(MNP)を選択すると手続き画面になります

表示される予約番号のメモをとるのを忘れないようにしてください。

 

自分で操作するのはちょっと・・・という方は、電話やショップで申し込むことも可能です

ち時間が発生するため、時間には余裕を持って行ってください

また引き留められることが多いため、しっかりと意思を固めてから行くようにしましょう。

ショップに行く場合、身分証明書を持って行くようにしてください。

 

各種キャリアの予約番号取得の電話番号は以下の通りです。

 

【ドコモ】

ドコモの携帯電話なら151、一般電話からは0120-800-000/通話料無料

【au】

au携帯電話・一般電話共通で、0077-75470/通話料無料

【ソフトバンク】

ソフトバンク携帯なら*5533、一般電話なら0800-100-5533(無料)

 

手数料はどのくらいかかる?

乗り換えにかかる費用は主に3つあります。

解約する会社で必要な費用が「MNP手数料」と「解約料」、新たに契約する会社で必要な費用が「契約事務手数料」です。

 

MNP手数料は、MNP予約番号を取得する際に必要な費用です。

ドコモとauは2,000円ソフトバンクは3,000円かかります。

 

解約料は、解約月以外に解約した際にかかる違約金や各種サービスごとに決められている解約料のことです。

契約事務手数料は、その名のとおり新たに契約する際に支払う手数料です。

会社によって金額は異なります。

 

乗り換えの注意ポイント

乗り換えの方法はわかったから今すぐ乗り換えを!と思われるかもしれませんが、少し待ってください。

乗り換えを阻むハードルがいくつかあります。

ここでは乗り換えの注意ポイントをご紹介します。

思わぬ落とし穴にはまらないよう、十分に注意してください。

 

【ポイント1】2年縛り

乗り換えを考えたとき、1番のネックはこの2年縛りでしょう。

契約から2年1カ月~2カ月の間以外に解約した場合、違約金が発生するというものです。

例えば2018年6月に契約した場合、最も早い直近の解約月は2020年7月と8月になります。

 

なお契約更新月に解約しないと自動更新となり、さらに2年経つまでは解約に違約金がかかります。

契約更新月は忘れがちですので、各社のサービスセンターなどで確認するようにしましょう。

 

【ポイント2】月初か月末か

解約月ならいつ解約しても良いかというと、ここも注意したい点です

料金を抑えるのであれば、その月のどのタイミングで解約するかも重要です。

なぜなら、携帯料金は日割りになるものと、ならないものがあるからです。

日割りにならないものは、月末でも月初でも同様に料金を支払うことになります。

 

また、乗り換えた先の携帯料金も1カ月分支払うことになるので、解約した先と新たに契約した先、2重に支払うことになってしまいます。

そしてこの日割りにならない料金というのが、多くの方の携帯料金の大部分を占める「パケホーダイ」です。

他にもオプションサービスなど、日割りにならないものがいくつかあります。

月初での解約は、当月分の料金を支払うことになると注意してください。

 

ちなみにNTTドコモとauは締め日が月末ですが、ソフトバンクの場合

①10日締め(当月11日から翌月10日)
②20日締め(当月21日から翌20日)
③末日締め(当月1日から翌月末日)

のいずれかをご自身で選択できるようになっていますので、契約内容を確認して解約のタイミングを決めてください。

 

【ポイント3】機種代金

つい忘れがちなのが、分割払いにした機種代金の残高です。

同じキャリア内での機種変更は解約月以外でも解約金がかからないので、解約月と端末代金を支払い終わるタイミングがずれる場合があります。

 

機種代金を分割払いにした場合、毎月の使用料から割引サポートが入り、実際の機種代金より支払う金額が安くなっている場合がほとんどです。

割引サポートでの割引額は機種などによって異なりますが、1カ月で5,000円など無視できない金額の場合も多いです。

機種代金を支払い終わっていなくても解約は可能です。

しかし残高分はこの割引がなくなるので、支払う機種代金が「1カ月の割引額×残りの分割月」分だけ多くなります

 

機種代金が残っている場合、機種代金の残高の割引額のトータルと、乗り換えてその期間支払う月額料金で安くなる金額を比べて、どちらの方がトータルで安くなるかしっかり料金比較をしましょう。

 

【ポイント4】違約金

解約するタイミングや契約しているプランによって、違約金が発生する場合があります。

1番大きなものは、ポイント1でも紹介した2年縛りによる違約金でしょう。

どのキャリアでも契約更新月以外に解約すると9,500円の違約金がかかります。

 

他にもプランによっては違約金がかかるものがあるので、契約プランを確認してみてください。

 

キャンペーンがあればベストタイミング

どの会社も契約者の獲得に向けしのぎを削っています。

そのため利用者としては魅力的なキャンペーンが多く出ています。

乗り換えでのキャッシュバックや、端末料金実質0円通常プランの利用料の割引などの特典です。

同じキャリアでも、販売店や家電量販店など店ごとにキャンペーンの内容が異なることも

 

また、代理店ネットショップが比較的高額キャッシュバックなどのキャンペーンを行っています、お得プラン狙いの一手ですね。

過去にあったキャンペーンとして、以下のようなものがありました。

 

■ NTTドコモ

  • 春のiPhoneデビュー割(機種代金を8,424円割引)
  • U25応援割(カケホーダイプランの基本使用料が毎月500円引き)

au

  • 家族でおトク!機種変更キャンペーン(5,000円キャッシュバック)
  • Galaxy S9|S9+ 発売記念キャンペーン(Galaxy純正ワイヤレスチャージャーをプレゼント)

ソフトバンク 

  • みんな家族ご紹介キャンペーン(10,000円キャッシュバック)
  • 学割先生(50GBが3,980円/月~、iPhoneの端末価格が実質最大90%オフ)

 

どのキャンペーンも条件が設定されていますが、うまく利用すればお得に乗り換えができます。

乗り換えを検討するときはぜひチェックしてみてください。

 

携帯は乗り換えタイミングが重要!

いかがでしたか?

格安SIMの登場によって、携帯料金を安くするために乗り換えを検討する方は増えたでしょう。

しかし、タイミングや時期次第で、お得に乗り換えができることもあれば、損をしてしまうこともあるということが、お分かりいただけたかと思います。

ぜひこの記事を参考に、ベストな時期やタイミングで上手に乗り換えてください

 

まとめ
  • MNPや格安SIMによって、乗り換えが増えた
  • 乗り換えに必要なものは、本人確認書類、支払い手続きに必要な物、MNP予約番号、申し込み印の4つ
  • MNP予約番号はスマホで取得するのが手軽でおすすめ
  • 2年縛り、月末月初などいつ解約するか、機種代金、違約金に注意
  • お得なキャンペーンは要チェック

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