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知っていますか?格安SIMを取り巻く名義変更の問題

 2018/02/17 国内通信事情  

日本の通信事業者は、キャリアと呼ばれるdocomo・au・Softbankと、そのインフラ設備を間借りしているMVNO(格安SIM業者)の2つの業態があります。
どちらも独自の料金体系とプランを持っていますが、キャリアの料金設定は格安SIM業者と比較した場合、割高と言えます。
これはキャリアがインフラに投資し、設置・保守まで行っているためとなっていますが、実際の所は不明です。
また、キャリアでは簡単に名義変更が行えますが、格安SIMの場合は、選択するSIMによって違ってきます。
ここでは、格安SIMの名義変更について見ていきましょう。

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1.名義変更とは

携帯電話に関する名義変更は大きく分けて、結婚などの理由で苗字を改める改称、なんらかの理由で亡くなった人の契約内容をそのまま引き継ぐ継承、元の契約者ではない人に新たに契約を引き継ぐ譲渡の3つに分かれます。
この3つが名義変更に当たるのですが、キャリアにおいては問題なく全ての手続きを行うことが可能です。
対して、格安SIM業者の場合には、元の契約者以外に契約を譲渡することが困難な格安SIM業者が非常に多いという現状があります。
もし、名義変更が不可能な格安SIM業者で契約した場合に、名義変更を行う場合には新たな契約を結ぶことでしか名義を変更することが出来ません。
データ通信専用のような扱い方なら問題はありませんが、音声通話機能付きの契約であればこれまで使用してきた電話番号がなくなり、新たな電話番号に変わる事になります。
ちなみに、キャリアから格安SIMに移転する場合は、キャリアで事前に名義変更を行っていれば問題はなくなります。

 

2.名義変更が可能な格安SIMとそうでないSIMがある

全ての格安SIM業者はキャリアの電波を使用することによって、業務を行っています。
つまり、格安SIM業者はdocomo・au・Softbankの関連業者であり、電波の強度は業者によって異なるということです。
そして、名義変更が可能なSIMはdocomo系格安SIMのOCNモバイルONE、mineo、イオンモバイルとSoftbank系のYmobileとなっています。
実際には、将来的に名義変更が可能となりそうな格安SIM業者もあります。
しかし、名義変更で様々な手続きに困るという事態にならない為には、最初から名義変更を行える業者を選択すると良いでしょう。
キャリアにおいては、何の問題もなく名義変更が可能ですが、格安SIM業者では選択する業者によって異なります。
その為、月額が気になったとしても加入する格安SIM業者はよく調べた上で契約を行うことをお勧めします。

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