キャリアよりも格安simがお得になる人はどんな場合?
最近、テレビCMでも格安simの宣伝をよく目にしますよね。数年前までは携帯電話といえばDOCOMO・au・SoftBankの3大キャリアがほとんどのシェアを占めていましたが、キャリア以外の格安simを契約して携帯電話を利用する人が増加しています。しかし、今まで利用していたキャリアから格安simに乗り換えるのは不安に思われる人も少なくありません。実際に格安simに乗り換えて逆に利用しづらくなったという人もいます。では、どのような使い方をしている人が格安simで得をするのでしょうか?
○格安simに乗り換えて得をする人
●長時間の電話をしない人
格安simは無料通話分が付帯していないプランがほとんどです。一方、キャリアでは通話基本料金が割高である分、無料通話分が付帯しています。長時間の電話をするのであればキャリアを契約した方が通話料を安くできます。
最近では格安simも「5分かけ放題」などの定額プランが登場しました。長時間の電話はしないけど、用件だけの短時間の電話を頻繁にするという人は格安simでもよいでしょう。
●最新のスマホが必要でない人
キャリアを契約している人は契約期間である2年ごとに他のキャリアへ転出する(MNP)ことで最新のスマホを安く手に入れることができます。特にiPhoneはどの機種も高額なため、キャリアから他キャリアへ乗り換えることで実質価格はかなり抑えることができます。最近は下火になりましたが、高額なキャッシュバックキャンペーンを行なっているキャリアもあります。
しかし、2年ごとに転出する人は意外に少なく、趣味でスマホが好きな人くらいではないでしょうか。2年を超えてもキャリアを変更しない人はあまり恩恵を受けることができず、高額な基本料金だけを払い続けることになります。格安simでは他キャリアからの転出によるスマホの割引は少ないですが基本料金が安く設定されているため最新スマホが必要ない人は格安simがおすすめです。
●わからないことは自分で調べることができる人
キャリアを契約しているのであれば、もしわからないことがあっても店舗に足を運んでスタッフに直接質問することができます。一方、格安simでは実店舗がない場合も多く、電話でしかサポートをしていないことも少なくありません。よって、わからないことは自分で調べるほかありません。インターネットなどで調べればさまざまな情報を得ることができますが、自分の必要な情報を取捨選択することが必要になります。自分で調べることが面倒で難しいことはよくわからないという人はスタッフが手続きなどを代行してくれるキャリアを選択した方がよいでしょう。