格安SIMの選び方とは?何を基準に選べば良い?

携帯料金を大きく節約できると話題の「格安SIM」ですが、MVNOだけで20社以上、全体では100社を超える数があるため、どれを選べば良いかわからないということもあるはずです。
どのような点に注意して格安SIMを選べば良いのか、そのポイントについて抑えておきましょう。
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音声通話SIMそれともデータ専用SIM?
格安SIMにも種類があり、音声通話SIMとデータ専用SIMのどちらを選ぶかを決める必要があります。
音声通話SIMは090や080など、電話番号で通話を可能としますが、データ専用SIMの場合にはデータ通信のみ利用が可能となるため電話番号は利用できません。
データ専用SIMの場合もIP電話利用で通話はできますが、これまで使っていた電話番号を継続して使いたいという場合には音声通話SIMでAPNシステムを利用することが必要です。
どこの系列の格安SIMを選ぶのか
格安SIMはdocomo系列か、それともau系列かも確認が必要です。
MVNOは通信業者から通信網を借り、安く通信をユーザーに提供していますが、今の時点でほとんどのMVNOがdocomo回線を利用しています。
au回線を使っているのは3社のみで、ソフトバンク回線を利用する大手MVNOはありません。
仮に端末がdocomoの場合、格安SIMがauであればSIMロックを解除する必要があるだけでなく、テザリングやメール利用にも制限が掛かってしまいます。
SIMフリー端末ならどちらの系列でも利用できますが、動作確認などが行われているか事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
使用したいデータ量はどのくらい?
データ量には1GB以下から10GBを超えるプランまで色々ありますが、動画視聴やファイルのダウンロードなどを行う場合、大容量プランのほうが不足の生じる可能性は少なくなります。
自宅にWi-Fiが接続されている場合や、ポケットWi-Fiなどがある場合には良いですが、格安SIMのみでデータ通信を行う場合には特に注意が必要です。
格安SIMによって通信量を無制限で使えるプランがあるものから、20~50GBの大容量プランを設けているもの、1GBや3GBなど少ない容量のものまで様々ですので、利用したいデータ量に合わせて選ぶようにしましょう。
通信速度が安定している格安SIMがオススメ!
そしてMVNOの通信品質についても確認が必要です。
できるだけ速度の評判が良いSIMを選んだほうが、後で通信速度が遅くてイライラすることはなくなるでしょう。
各社で最高通信速度は公表されていますが、この速度は最高の状況で出る速さなので、実際には思ったよりも速さが感じられないという場合もあります。
ユーザーが増えれば回線が混み合うので速度が遅くなるケースもあることから、口コミなども参考にしてなるべく通信速度の良い状態が安定している格安SIMを選ぶようにしましょう。
重視する部分に合う格安SIMの選択を!
格安SIMを選ぶ基準は色々ありますが、自分がどこを重視するのかを再度確認し、最も合う形で契約することが望ましいでしょう。