携帯料金が安いのは?格安sim各プランを比較

ここ数年で急速に普及しているMVNO、いわゆる格安sim。3大キャリア(DOCOMO、au、SoftBank)に比べて料金が安いプランも多く、わかりやすい料金形態といったメリットがあり今後も市場は拡大していくと思われます。
キャリアから格安simに乗り換えたいと考えている方も多いですが「どの格安simを選んだらいいかわからない!」という声もよく聞きます。今回は格安simの料金を比較していきます。
○データ通信simと通話sim
格安simには大きく以下の3種類があります。
●データ通信ができるデータ通信sim
●データ通信+SMSができるデータ通信sim
●データ通信+通話+SMSができる通話sim
通話はガラケーを使っている方は格安simで通話をする必要がないため、通話データ通信sim(スマホ)とガラケーの2台持ちがよいでしょう。通信simでもLINE電話などのIP電話は利用することができます。完全に格安simへ移行する場合には通話simを選択することとなります。
○格安simの料金形態
データ通信simの料金は基本料金+オプションという形態になります。基本料金は高速通信の有無、高速通信の通信上限によって値段が異なります。SMSはこの基本に加えて100~200円程度追加になります。
通話simの料金は基本料金+通話料金+オプションという形態になります。基本料金はデータ通信料金+通話基本料金となります。基本料金とは別にカケ放題などのオプションをつけることができる格安simもあります。オプションは端末補償やウイルス対策ソフトなどがあります。
それでは、格安simと3大キャリアはどちらが安くなるのでしょうか?格安simの主要各社平均と3大キャリアの推奨プラン平均を比べてみました。
○データ通信simのプラン別料金の平均
●1GB…約520円
●3GB…約870円
●5GB…約1310円
○通話simのプラン別料金の平均
●1GB…約1280円
●3GB…約1670円
●5GB…約2060円
○3大キャリアの推奨プラン料金の平均
(データ通信+通話)
●1GB…約5300円
●3GB…約6700円
●5GB…約7600円
○基本料金は格安simが低価格。通話が多い人は3大キャリアがよい
基本料金は圧倒的な安さで格安simに軍配が上がりました。キャリアにメリットがないのかと言うとそうではありません。家族間の通話が無料であったり自宅のインターネット固定回線も契約すると割引になるといった各種割引サービスが豊富です。格安simはデータ通信がメインで通話はほどほどな人、キャリアは通話がメインで各種サービスを組み合わせることができる人が合っていると言えるでしょう。