格安SIMのスピード(通信速度)は遅い?
「格安SIMにすれば料金が安くなる!」という謳い文句のスマホのCMがネットでもテレビでもよく見られますね。
格安SIMにするということは、大手キャリア(ソフトバンク、ドコモ、au)ではなく低価格で通信サービスを受けられる格安SIM会社(MVNO)を利用することを指します。
ここではその中でも通信速度について説明したいと思います。
【通信速度が遅くなるって本当?】
・時間帯によって遅くなることも
「格安SIMの方が料金が安いのなら、どうしてみんな大手キャリアから変えないの?」
という疑問がまず浮かぶでしょう。
大手キャリアのメリットは、通信品質が安定していることです。
通信可能なエリアは大手キャリアと変わりませんが、通信品質に差があり格安SIMでは特に平日の昼12時頃が特に混雑し、ネットを閲覧したり、アプリをダウンロードしたりといったことは遅くなります。
しかし逆に言えば、それ以外の時間帯であればそう大手キャリアと比べても特に問題なく使えるわけです。
料金が安くなるメリットを考えれば、そのくらいのことは問題ないと考える格安SIM利用者も多いです。
・利用する格安SIM会社によって違いが出る
格安SIM会社(MVNO)によって通信速度に差が出ることもあります。比較的速度が安定している、などネットの情報や口コミで信頼の高い会社を選ぶとよいでしょう。
逆に格安ならと事前に調べないで粗悪な格安SIM会社を選んでしまった場合、時間帯に関わらず通信速度が悪いままということもありますので気をつけましょう。
・その他の原因
ネットを使う利用者の増減、利用する時間帯や場所、平日か休日か、イベントシーズンかそうでないかによっても格安SIMの通信速度は大手キャリアと比べると大きく影響されるようです。
【遅くならない・速度の心配がいらない】
格安SIM会社の中で、UQ mobileとワイモバイルはどの時間帯でも通信速度を落とさずに使えると言われています。
また、無料Wi-Fiが使えるスポットに行けば、通信速度を気にせず利用できます。ただ公衆Wi-Fiが使えるようになっているプランがあるか、オプションで追加できるかは格安SIM会社によって違うので、確認する必要があります。
【まとめ】
格安SIMのスマホの通信速度事情はおわかりいただけたでしょうか。仕事で頻繁に電話をするという方は通信品質の安定している大手キャリアがいいと言われています。しかしそうでなければ、スマホの月額料金がうんと安くなる格安SIMのスマホにすることも選択のひとつです。自分のライフスタイルに合ったプランを考え、上手にスマホを利用していきたいですね。