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eSIMを格安SIMに?MVNOのIIJが創造する未来をご紹介

 2019/11/16 eSIM  

スマートフォンに必須のSIMカード

契約情報や固有番号といった情報が記録されています。 そして、従来のSIMカードから進化したのがeSIMです。eSIMはまだまだ日本に普及していませんが、ある企業ではeSIMの開発を積極的に行っています。 ここではeSIMとフルMVNOの「IIJ」が取り組むeSIM開発について詳しく解説します。 現在格安スマホを使っている人や、eSIMに興味がある人はぜひ見てみてください。

 

MVNO「IIJ」とは

格安スマホを提供する通信事業者はいくつもあり、その中に「IIJ」があります。このIIJは他のMVNOとは異なる企業です。その違いを解説します。

 

「IIJ」はフルMVNO

IIJはフルMVNOとなっており、通常のMVNOとはいくつか違いがあります。 MVNOはドコモやauといった3大キャリアの回線を借り、ユーザーにネットワーク環境を提供しています。例えばドコモの回線を借りているMVNOでしたら、ドコモが提供するネットワーク範囲内でのみ、自由にスマホを使えるのです。 フルMVNOはSIMカードの製造は格安スマホ側で行い、独自で運用するサービスを提供します。国内・海外問わずさまざまなサービスを受けることが期待できます。 また、MVNOは3大キャリアの回線を借りるということもあり、借りるキャリアが採用している形・サイズのSIMカードを貸与するのに対し、フルMVNOは自らのサービスで運営しているので、SIMカードの形・サイズが自由になるのです。

 

新iPhoneXS,XS Max,XRにも採用されている「eSIM」とは

新型iPhoneXS・XRはデュアルSIM対応です。 デュアルSIMとは、1つのスマホに2つのSIMスロットがあり、それぞれにSIMカードを挿入して使えるという特徴があります。 ただ従来のデュアルSIMとは異なり、新iPhoneXS,XS Max,XRはSIMスロットは1つだけなのです。 これは1つはカード型SIM、もう1つはeSIMを使うことを想定しています。 eSIMは従来のもののようにカードという形がありません。カードの差し替えは不要で、通信経由にて情報を書き換えることが可能な進化したSIMなので、SIMスロットも不要なのです。

 

「eSIM」を採用するメリット

SIMといえば形がある物理SIMが一般的となっているので、形のないeSIMに違和感を覚える人も多いでしょう。 では、形のないeSIMにはどんなメリットがあるのでしょうか。ここではeSIMのメリットを紹介します。

 

面倒な交換が不要

従来のSIMカードといえば、「キャリアと契約後に送られてくるSIMカードをスマートフォンに差し込み、SIM情報を読み取ってからようやく使用可能」という流れでした。 もしキャリア変更をする場合は、新たにキャリアで契約をし、SIMカードを受け取ってスマートフォンに差し替えなければいけません。 eSIMは形がないSIMなので、SIMカードを差し替える手間を省くことができます。キャリアと契約後にすぐに使用できることも可能。SIMカードの到着を待たなくていいというのも大きなメリットです。

 

1台で2つの電話番号が利用できる

eSIM対応端末はデュアルSIMが多くなっています。2つとも音声プラン+モバイル通信プランを契約していれば2つの電話番号が設定でき、1台で2つの端末が自由に扱えるようになります。 つまり、仕事用とプライベート用でスマホを2台持っている人は、1台で済むようになるのです。 プライベートでしか使っていない場合でも、1つを安い音声プラン、もう1つを安いモバイル通信プランと分けて契約することができます。 キャリア・格安スマホは企業によってさまざまな料金プランを展開しているので、じっくり検討すれば最も安いプランがわかります。自分の利用状況に合わせて、通話もデータ通信も最安プランを選択すれば、月々の通信料金の節約に繋がるでしょう。

 

海外でプリペイドSIMを買う手間が省ける

従来のSIMカードでも、海外に行けばキャリアが提供するサービス範囲内で使用できました。 しかし、それは通話プランのみです。ネットを使う場合はローミングでの利用となり、通信料金が高額になってしまう恐れがあります。 そのためメールやインターネットを使用する際は海外でプリペイドSIMを購入する必要があるのです。 eSIMはプリベイトSIMの購入する必要もありません。 アプリのダウンロードなどで海外のキャリアとモバイル通信プランを契約して、SIMプロファイルを読み取れば使用することができます。または、ダウンロードなどの方法によって、すぐにメールやインターネットなどのモバイルデータ通信が使えるようになります。 このように日本国内だけでなく、海外でもeSIMサービスのメリットを受けることができるのです。 海外で新たに契約する場合は、SIMロック解除をしなければならない場合があります。SIMロックの解除されたSIMフリー端末であれば、解除せずスムーズに契約できます。

 

「eSIM」を採用するデメリット

eSIMはこれまでのアナログ的な作業が必要なくなり、すべてデジタルの作業へと切り替えることができます。メリットが非常に大きいSIMですが、1つだけデメリットが存在しています。ここでは、eSIMのデメリットについて解説していきましょう。

 

日本でeSIMの契約プランをもつキャリアがない

海外では多く普及されているeSIMですが、残念ながら日本ではほとんど普及が進んおらず、現在eSIMの契約プランを提供するキャリアはありません。その理由は日本の大手キャリアがeSIMに対して消極的な姿勢だからです。 eSIMはユーザーから見れば多くメリットがあります。カードの差し替えがないなどこれまでの手間をすべて省くことができるため、キャリア変更も楽にできるようになります。 しかし、キャリア側からするとこの点がデメリットになってしまうのです。キャリア側はユーザーをできるだけ長く維持したいのですが、キャリア変更が楽になるとどうしても長く維持することができません。 この理由から日本のキャリアはなかなかeSIMを導入しないのです。 ドコモからはeSIM対応端末がいくつか販売されていますが、ドコモ自体にeSIM契約プランはありません。対応端末を購入したからといってeSIMは使えないのです。

 

「IIJ」はeSIMをMVNOで活用できるように動いている

IIJは2008年にMVNOとして事業を開始し、その10年後にフルMVNOとして事業をスタートしました。前述した通りフルMVNOはSIMを自前で製造しているため、SIMの形に制限がありません。この理由から、IIJではMVNOでeSIMを活用できるよう、開発を進めているのです。 eSIMには埋め込み型・リモート型がありますが、リモート型は遠隔操作によって電話番号などのデータ情報をSIMに書きこむことができます。店舗などに設置されているSIMカードリーダーにSIMを差し込み、情報を上書きするこれまでのやり方とは異なり、店舗に出向かずともリモート操作によって情報の上書きができるようになるのです。 eSIMが普及することでユーザーは自由なキャリア選択や国内・国外を問わない幅広いサービスなどのさまざまな恩恵を受けることができます。 SIMフリースマホを持っていれば、大手キャリア・MVNOのキャリア変更も一層楽になるはずです。 IIJ公式サイトでは2019年春から企業向けのeSIMを展開していく予定だと発表しています。企業向けから一般消費者向けへ、いくつかの段階を踏んでユーザーが快適に、自由にスマホを使えるように、今後もサービスを拡充していくとしています。

 

近い未来eSIMが日本でも使えるようになる可能性がある

生活に欠かせない携帯電話では当たり前だった物理SIMカードから進化した形のないデジタル型のSIMであるeSIMは、多くの利点があります。しかし、まだ日本では普及が進んでいないので、eSIM契約プランはなくeSIM対応端末も少ない状況です。 ただ、近い将来はきっと使えるようになるはずです。フルMVNOのIIJがeSIM開発を進めているため、今後日本でiPhone対応・Android対応のeSIMが普及する可能性は十分にあります。 IIJが進めるeSIM開発の動向に注目しましょう。

 

まとめ

  • MVNOとフルMVNOにはいくつかの異なる点がある
  • eSIMには3つのメリットがある
  • 日本ではまだeSIM契約プランがない
  • フルMVNOのIIJではeSIM開発が進められている

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